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365個の物語  作者: ひなた
神無月 そして消えて行く。
304/365

神無月三十一日

  ハロウィンは バレンタインデー クリスマス

      どちらも取り入れ ハッピーパーティー


 日本においてのハロウィンと、西洋においてのハロウィンとでは、全くと言ってもいいほどに異なっている。

 そう。それらは、完全に違うものなのだ。

 なのだからどうというわけではない。

 別にそれらを批判するほど、僕は西洋のハロウィンを求めているわけでもなければ、宗教的に信仰しているようなそんなことではない。それどころか、僕の持っている知識は、日本で日本流のハロウィンを楽しんでいる人たちと、そう変わらないだろう。

 そんな僕がどうしてそのようなことを言っているかと言えば、理由は決まっている。

 ハロウィンパーティーという名目で、コスプレパーティーを楽しんでいる奴らが、個人的に嫌いだからである。

 他に何か理由があるだろうか? 他に何か理由が必要だろうか?

 そうだ。そうなのだよ。それで、何が悪いというのだい?

 僕が嫌いであるから批判をする。大体、みんな、批判などしている人はそういうことだろう。

 まず最初に言いたいこと。

 トリックオアトリートと、お菓子をくれなければ悪戯をするぞと、子どもたちが近所を回るのだというように聞いた。

 僕の知識が正しいかはわからないけれど、少なくとも、僕が知っているハロウィンというのはそういうものだ。

 だのに、実際はと言えば、学校でお菓子を交換し合っていたのである。ましてやチョコレートを。

 それがバレンタインデーと何が違うというのだろう。

 あぁ、そのバレンタインデーというのも、もちろん、日本で言う日本流のバレンタインデーのことである。

 もう一つ。

 明るいパーティーを楽しんでくれているようだけれども、別に、良い子にプレゼントを届けに髭のおじさんが煙突から不法侵入をするような、そんなイベントではないのだよ?

 ハロウィンというのは、楽しく明るい、魅力的な幸せのイベントではないはずだ。

 そうではないはずなのだと、僕は思う。

 宗教的なことなど知る由もない。理由など知るつもりもない。

 楽しいのならば、どれもアレンジを加えて、イベントとして取り入れてしまえばいい。

 きっとそれこそが、日本らしい在り方であり楽しみ方なのだろうとは思うのだけれども、どれも同じにしてしまうのはいかがなものかと思う。

 どれもを、自分を可愛く魅せるための、パーティーと化してしまうのは、どうなのだろうかと思う。

 古くから国にある、国内のものでも、様々な年間行事を酒の口実にしてきたのだから、日本人からしてみれば、今更な発想なのかもしれない。

 それでも僕は首を傾げてしまう。

 個人的な感情、偏見からなる、古臭い僕のイメージなのだろう。ただ嫌悪が形となってしまっているだけなのだろう。

 それでも僕は首を傾げてしまう。

 それはきっと自分でも知らず悔しがっているのだと、憧れているのだと、そういうわけなのだろう。妬みなのだろう。

 トリックオアトリート。悪い子にはプレゼントはないからね、なんて。

 ハロウィンですね。やはりハロウィンナイト、せっかくのハロウィンですから、夜を楽しみたいではありませんか。

 そうして前夜祭は終わって、……なんてね。

 そこまで西洋文化に詳しいわけでもありませんし、ここで熱を入れて語るつもりもございませんよ。


 あ、ちなみにですけれど、十一月一日の分はもう予約してありますので、ちゃんと日付が変わった瞬間に投稿されるはずです。

 わざわざ、ハロウィンなので特別なことをしようと思って、特に奇妙なことがしたいと思って、リアルタイムでその上割り込みで投稿をしたいと思っただけですから。

 ひりひりしました? こいつ、忘れてんじゃねーかなみたいな。

 まさかの他の日よりイベントらしいイベントがある、年内でも強めなハロウィンがある日に、投稿忘れをしているんじゃねーかなみたいな。

 あっはっは、そんなことはないのです。

 トリックオアトリート! なのですよ。

 一年間、その日が訪れないというようなことはないようにしますので、ご心配なさらないように。

 ただ、日付が変わってしまって、時間が過ぎてしまうということはあるかもしれませんけれど。それも今後はないように努力しますし。夏の悲劇は繰り返しませんから。

 はいはい、十一月に入るわけで、残り僅かとなりますね。

 残りの日も投稿を続けていきますので、是非、これからもよろしくお願い致します。

 普段の本文よりも長い、あとがきですね。ありがとうございました。

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