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365個の物語  作者: ひなた
神無月 そして消えて行く。
298/365

神無月二十五日

  神無月 神はおらねど 神頼み

   先の果てまで 願い届けよ


 今この地には神様がいないのだという。

 この十月という月は、神無月といって、神がいない月なのだという。

 神がいないとのことだから、神頼みをしたところで、だれにだって届くはずがない。いない神に届くはずがない。

 なのだけれども、あくまでも今のこの地には神様がいないのだという。

 それは即ち他の人は神様だという意味。

 違う? へえ、違うのかい。

 だったらば、本物の神がどこにいるのか、どうしたら願いを届けられるのか。知りたいことばかりだった蹴れど、その真相は神のみぞ知る。

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