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神無月四日
求めるも 追い掛けるのも 悲しとて
深まる秋の 秋らしさかな
悲しいものだな。
秋というのは、どうにも悲しいものなのだな。
もっと、もっとと求めたところで、遠い距離を感じるのみ。自ら駆け、追い掛けたとて、どちらにせよ、結局は悲しいだけなのだ。
愛しいと悲しいは=で繋がれるとはいうけれど、それは、あまりに酷なことである。
秋の深まっていくこと。
またも悲しみが増して来るのだから、悲しいではないか。
これが秋らしさといえば、それで終わってしまおうが、けれど悲しく思えるのだよ。悲しく、哀しく思えるのだよ。
こんな気分になるのも、秋ということなのかな。
あぁ。秋らしさということなのかな。




