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365個の物語  作者: ひなた
神無月 神のいない月
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神無月一日

  神なしに 守るる村の 一月や

    残した米に 縋り耐えゆく


 この一カ月は、神無月っていうくらいだし、なんだか神様がいなくなっちゃうのだそうだ。

 神様がいないんだって。ひどいだなー。

 全国の神様、えっと、八百万とかいったか? が、全部、集まっちゃうんだって。

 だからそこでは神有月って言うんだっけ。

 ズルいだ!

 しっかし、神様が豊作を授けてくんなすったから、神様が残してくれたこの米で、神様がいない間も乗り切るしかねぇ。

 帰って来るまで、おらたちがちゃぁんと村を守ってるだよ。

 えいえいおーで頑張るだ。

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