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長月二日
暑さなど 尽きることなき 秋の日は
夜の涼しみ 求める日かな
暦の上では秋ですよ。なんて、秋じゃないようなものじゃない。
そんな秋もどきはともかくとして、九月に入ったなら、本当に秋なんだって気がするじゃないの。
けれど夜になったなら、少し涼しくなって、秋らしさも思える。
夏の夜というのは、蛍やら星やらの美しさも感じたけれど、どうにも暑さというのは残っていたと思う。
しかし秋の夜にはそれがない。
もう、涼しくなっているようにと思える。
夜になってしまえよと、願う秋の昼の暑さ。
茜色の世界。夕闇に染まっていく。
あぁ、秋は夕暮れよ。




