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365個の物語  作者: ひなた
文月 楽しい夏休み
211/365

文月三十日

  終わりかな 終わりじゃないよ 明日まで


 夏の日が減っていくことが、なんとも悲しいものだから、やめればいいのにカレンダーを見てしまう。

 そして、一日、また一日と減って行ってしまうのが辛くて、それが夏を楽しむことを妨げているようであった。

 本当にその無駄な時間を、貴重な夏の日に費やす必要があるのだろうか、と。

 遂に七月の最後の日だ。いやーっ!

 と思ったら、あと一日残っていた。

 だけど明日には、本当に、七月最後の一日を迎えてしまう……。

 八月に入ったなら、もう夏休みなんて終わったも同然。はぁ。

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