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365個の物語  作者: ひなた
文月 夏の日の夢
195/365

文月十四日

  服に髪 汗でべたつく 季節かな


 汗ばむ、だとかそういうレベルじゃない。

 この暑さでは、何も出来たもんじゃない。

 だって本当に暑くて仕方がないじゃないの。

 服が体にくっ付いて、べたべたとして、座っているだけで地面が濡れてしまう。

 手も机についてしまうものだから、勉強だって出来ないし。

 出来ない。暑くて何も出来ない。

 気力とか精神面でも何も出来ないし、汗でどうしても出来ない。

 物理的にも無理じゃないのよ。

 暑いにも限度があるってもの。

 この季節、冬眠ならず、人は夏眠をするべき。

 かみんというと、仮眠という漢字変換をしてしまいそうなところだけれど、そういった固定観念から抜け出そう。

 そうして我々は、生きていくのだから。

 こんなに暑かったら、人々は絶滅してしまうよ。本気で。

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