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睦月十九日
解け残る 雪にブーツが 攫われて
転げ尻もち 軽く痛める
雪が降ったのって一昨日の夜でしょ?
昨日はまだわかるけどさ、今日は雪による攻撃を緩めてくれてもいいと思う。
油断していたのは、私が悪いんでしょうね。それは別に認めるんだけどさ。
でも解け残った雪ってめちゃくちゃ危ないの、わかるでしょ?
薄い氷が道路に張って、もう全てしょうがないんだから。
寒いからブーツはいて、慎重に慎重に歩いていたのよ。
それなのにさ、雪って意地悪で、思い掛けないところに罠を仕掛けてあったりするんだよね。
完全に油断した。
いつの間にか滑ってた。いつの間にか、転んでしまっていた。
気付いたときには、道路に尻もちをついていたのだ。体が痺れたよ。
軽く痛かったんだけど、恥ずかしくて恥ずかしくて、すぐに退散したね。




