水無月二十九日
終わりから 進歩を見るる この季節
文月に信ずる イベントたるもの
雨が降っていましたとさ。
ほとんどをそれで終えてしまった、六月とは違って、七月には七夕や海の日といったものが用意されている。
ならば、それを使えたなら、随分と話らしい話ができるというものではないだろうか?
六月だって、というか今日のものだってもちろん、話はしていることに含まれる。それは当然だ。
しかしもっと長編というものを、挟むことすらできるのではないかと、そういっているのである。
六月の雨というような、月単位でのイメージは小さいかもしれない七月だが、かなり大きなイベントであると認識できるイベントがあるのだ。
長編にだってなるし、何日にもおよび提供するに相応しい。それほどに大きなイベントが。
空高くお互いを想い合っていらっしゃる、織姫様、彦星様、「六月に祝日が作られますように」とそう、願いを託さずにはいられなかった。
これから訪れるべき七月という季節のために、そこへと向かう上での権利として、願わずにはいられなかった。
眺めた空に、一つ星が流れた。……ような気がしないでもない。




