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365個の物語  作者: ひなた
水無月 憂鬱な雨の魅力
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水無月十日

  雨嫌い 傘の下では 嫌な顔

    甘いページで 好きになる雨


 雨の日なんて嫌い。雨なんて、ちっともいいところがない。

 そう思っていたのだけれど、そこまで忌み嫌うほどのものでもないと、思えるようになってきた。

 というのも、本を読んでいた私は、雨の素晴らしいところを見つけてしまったのである。

 実際にそういったことはないものだから、普通にしてたなら、気付くことなんてなかった。

 けれども相合傘というのは、なんと素敵で、どきどきするものなのだろうか。

 それを知ってから、私はすっかり、雨が好きになってしまっていた。

 こうして私が変わってしまったのも、あれもこれもそれもどれも、全部あの素晴らしく美しい少女漫画のせいだ。

 これまで私は相合傘なんてものを、雨の日にはするのだということを、知らなかったのだから雨を嫌いにもなるという話だ。

 今度の雨の日、傘を持たずに待ってみようかしら。それとも、傘を持っていない人に、私の方が入れてあげた方が良いかしら。

 考えるだけで楽しくて、相変わらず外では降り続いている、この雨も魅力的に思えた。

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