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365個の物語  作者: ひなた
皐月 パクッてないもん!
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皐月九日

  鯵焼けば 腹が鳴るなり 法隆寺


 食欲の秋とはいうけれど、秋ばかりに美味しいものが集まっているとか、そういったことはないと思う。

 どの季節にも旬の食べ物というものはあるのであって、それは季節ごとに、優劣を付けられるようなものでは決してない。

 それならばなぜ、秋ばかりを食欲の秋だなんて言い方をするのだろう?

 私が思うにそれは、風流だとか趣があるだとか、そういったところが評されているのだ。

 趣があるのは当然だ。

 なんてったって、柿を食べたら法隆寺の鐘が鳴るんだからね。

 日本古来の侘び寂びとかいう奴だろう。あまりよく知らないけれど、きっとそうだろう、私はそうだと思う、間違っていたらごめんなさい。

 とにかくそういうことなのではないかと私は思うわけだ。

 私にもっと力があったなら、伝説もイメージも、何もかもを塗り替えちゃうのに。

 食欲の秋じゃなくて、食欲の春なんて言っちゃったりして? 夏になったら、食欲の夏に変えちゃったりして?

 結局、春夏秋冬の全てを、楽しめるようにするんだ。

 そのために私はこの句を考えた。

 パクリなどということはなく、参考にさせて頂いたものはあるけれど、大体は私が一から考えたものであります。全ての季節で食事を楽しめるようにしようという、素晴らしい思想を少しでも現実に近付けるために、一生懸命に努力したものであります。

 だから文句は一切もって受け付けておりません!

「何よ、何か言いたいことでもあるの? ま、文句だったら、受け付けずに追い返すつもりだけどね」

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