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皐月三日
見上げれば 遥かに続く 平和かな
今日は憲法記念日。
晴れ渡る青い空には、春らしさが込められて、この日常の中にある、平和というものを再確認させてくれる。
遥か向こうへまで続く青空に、その眩しさに思わず目を細めてしまうほどであった。
見上げた先にあるその場所でも、僕と同じものが見られているのだろうか……?
ふと、考えてしまう。
この場所の現在というものが、こんなにも平和だったとしても、一つ条件をずらしたのなら、それは異なるものになってしまう。
この場所も、過去の日には、こうではなかった。
今とは違うものに縛られていては、こうはいられなかった。
現在という時間の中にも、今このときでさえも、争いの絶えない場所はある。
だからこそ、僕たちは平和の大切さを噛み締めて、常に意識していなければいけないんだと思う。
忘れてしまっては、なくしてしまっては、いけないものだから。




