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365個の物語  作者: ひなた
卯月 進級、一月、ぼっちです。
118/365

卯月二十八日

  嘘だよね? 嘘と言ってよ リセットです


 リセットボタンって、どこに転がっているのだろうか。

 どこかにあるものなら、是非、教えて貰いたいものである。今すぐに、推してしまいたいものである。

 せめてこの一カ月だけでも、やり直させて貰いたい。

 出来ることなら、完全に全てをリセットして、何もかもをやり直したいくらいだけれどね。

 友だちがいるという学生になりたいんだ。友だちと過ごす学校生活が、羨ましいよ憧れだよ。

 学校とも言わない。幼稚園の頃からやり直して、その時点で友だちを作っておきたい。

「嘘だよね?」

 教室で完全に一人。

 四十人がこの教室にいるはずなのに、私は完全に一人だった。

 もう、嘘だと言ってよ。

 ”リセット”

 どんなに願っても、リセットされない現実というゲームは、何よりもクソゲーだと思う。

 きっと全て終わらせないと、やり直すことは許されないんだね……。

 本当に、クソゲーだ。

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