卯月二十三日
グループに 取り残されてる 今気付く
わたくし、気が付いてしまったわけであります。
どうやら取り残されてしまっていたらしいという、恐ろしい事実に。
新しいクラスになりまして、新しいグループ、というものも派生致しましょう。
一年きりの友だちなのかと、薄情な奴らだとは思うけれども、クラスというものが学校での全てにも近いもの。学生なんて所詮は、隣にいた人と、なんとなくじゃれ合って友だちだと笑うだけ。
一生友だちなんて言っておくところが、お前らの一生は一年で終わるのかと、本当に笑わせる。
ええ、ええ、わかっておりますよ。
こんなことを言ったところで、単なる負け惜しみにしかならないことくらい、よくわかっておりますよ。
でもだからといって、言わずにはいられないではありませんか。
そうでもしないかぎり、寂しさに押し潰されて、これからの一年を耐え抜けるような気がしないのだから。
一年。そう、そうだよ。それは、学生にとって、一生ともいえるような時間なんだ。
所詮はわたくしも奴らと同じ学生でありますから、学校に通っておりますかぎり、一年というのはとても長い時間に感ぜられるのです。
来年にはまた、新しくグループ編成がなされるのだから、チャンスはいくらだってある。
特定の人物としか群れない、そんなパターンよりも、使い捨てなそのパターンは入り込みやすいじゃないか。
そう自分を励ましはしたものの、やはりうまくは行きません。
わーってる、わーってるんだよ!
どうせ私なんて、何をどういったって、いくら強がったからといって、可哀想な万年ボッチでしかないんだよ。わかってるんだよ…………!
恋人がいないからリア充じゃないだ?
ああ、そうかよ、私にとっちゃ、友だちがいるだけでも羨ましいや。
リアルの中で、話せる人物がいるということが、羨ましいし充実していると思う。
このリア充目と惚気馬鹿を楽しげに睨む、糞みたいなリア充が、そうだよ私は羨ましくて堪らないんだよ。
もう嫌だ。
今年も失敗して、見事に取り残されてしまった……。
どうしたら、友だちって出来るのかな?




