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365個の物語  作者: ひなた
卯月 一年生の頃ってこんなに可愛かったっけ?!
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卯月十三日

  可愛さが 可愛く笑う 可愛い季節


 もう無邪気なる姿を見ていたら、私にまでその気持ちが輝くようだった。

 私までが、無邪気になっていくようだ。心が浄化されるとでも言うのかな?

 本気で六年のクラス抜け出して、一年生に混じりたいんだけど。

 可愛い。全てが可愛い。可愛すぎてもう死にそう。

 来年、中学生になったなら、可愛らしい一年生が私を頼ってくれることは、なくなってしまうのだろうか……?

 糞みたいな同級生と、先輩しかいないという寂しさ。

 本気で本気で嫌なんだけど。

 本当に本当に嫌なんだけど。

 だって今年に可愛い子と接しちゃったら、来年になってから、思い出しちゃうじゃないのよ。

 この可愛い季節が訪れたとき、可愛いこの子たちの、可愛い笑顔を思い出しちゃうじゃないのよ。

 もうだって可愛いんだもん。

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