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365個の物語  作者: ひなた
卯月 一年生の頃ってこんなに可愛かったっけ?!
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卯月十日

  戸惑いに 満ちた表情 可愛くて!!


 楽しみにしていたとはいえ、学校へ行くことが初めてなのだから、不安な気持ちもあるのだろう。

 どうしたらいいかわからないようで、戸惑ったように首を傾げている。

 その可愛さと言ったらもう、なんということでしょうっ!!

 すぐに走っていって、助けてあげたい。

 だけどあんな可愛い表情をされたら、もうちょっとくらい、見ていようかなって思っちゃうじゃないか。

 困っているとわかっていて、助けてあげないなんて、私が意地悪になっちゃうよ。

 そんなに可愛くされたら、私、意地悪になっちゃうから止めてー!

 殺人級の可愛さだわ。

 やばいんだけど。どうしよう私、小学校の先生になろうかな、一年生限定で。

 六年生とか可愛くないし、もう本気であんな奴ら消えればいいと思っているくらいだし。あんなクズじゃなくて、一年生を専門とする、小学校の先生になりたい。

 幼稚園生も可愛いんだけど、それはなんか違うんだよね。

 小学校一年生という特別な可愛さだよ。

 でもそう考えたら、私たちの担任。クソメガネとしか思ってなかったけど、可哀想だな、同情しないでもない。

 一年生の担任とかズルいよね。

 これって、不平等条約なんじゃない?

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