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初めまして、お狐様。

昔々のその昔。


ある都に、日比野(ひびの) 一忠(かずただ)という男が居りました。


貧しい家に生まれた一忠は、山菜集めに山を訪れ、収穫しては売り、収穫しては売りの毎日を繰り返し過ごしておりました。


そんなある日、日課となった山菜集めに山を訪れた一忠は、一匹の小さな子狐と出会います。


透き通るほど真っ白な色をした子狐は、しかし、その体に酷い怪我をしているではありませんか。


可哀想に思った一忠は、子狐を家まで連れ帰り、僅かに残った薬と布切れで必死に看病をしました。


すると、子狐が突然輝き出したではありませんか。


目映い光と共にその姿を変えた子狐は、それはそれは美しい娘の姿となって一忠へ頭を下げます。


「この度は、危ないところを助けていただき誠にありがとうございます。つきましては、貴方様に恩返しをさせていただきたいのです」

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