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お気に入り小説4

私は罪深い身の伯爵令息です。償い。それが私の生き方。

作者: ユミヨシ

なんかおかしいと思ったのだ。


ユリアス・テルド伯爵令息。

伯爵家の三男に育った彼はそれはもう、顔だけはとても美しかった。


両親であるテルド伯爵夫妻は、兄達には厳しく教育を施したのだけれども、ユリアスにはとても甘かった。特に母はユリアスを凄く甘やかして、


「貴方は勉強をすることはありません。ただただ、容姿を美しく磨きなさい」


徹底的に食事をある程度制限され、見目だけは美しくなることを強要された。

勉強はする必要はないと言い、見目以外は、ユリアスを甘やかし、


「ああ、ユリアス。さすがわたくしの息子だわ。とても美しくてよ。欲しい物があったら言いなさい。いくらでも買ってあげるから」


欲しいと言えば、何でも手に入った。

母はとてもとても優しく甘かったのだ。


二人の兄達は、厳しく家庭教師をつけられて、貴族としての教養を身に着けていたというのに。


自分には必要ないと。家庭教師もつけられなかった。


だから、ユリアスは自分がいかに常識外れの馬鹿だということに、王立学園に入学するまで気が付かなかった。


「あら、貴方、こんな事も解らないだなんて。どういう教育を受けてきたのかしら」


いきなり、リティリアーナ・アシェルテ公爵令嬢に声をかけたら注意された。


リティリアーナは、シェルト王太子殿下の婚約者の令嬢で、それはもう、銀の髪に碧い瞳の美しき令嬢だった。


美しい令嬢。胸がドキドキした。ただただ何も考えず気軽に声をかけた。


「私と友達になってくれないだろうか?」


と、上位の公爵令嬢に勝手に声をかけたのだ。

マナーがなっていないと、だから注意された。


マナーって?少しはマナーは解っているつもりだけれども。

美しき令嬢がいたから友達になりたいと声をかけたのに、それが無礼に当たるのか?

学園は平等ではないのか?


リティリアーナは、ユリアスに、


「貴方、生徒会に入りなさい。わたくしの命令よ。このままでは、よくないわ」


そう言って強引に生徒会へ入る事になった。


リティリアーナの周りには、騎士団長子息や、宰相子息、高位貴族の令息や令嬢達が生徒会を運営していて。


しかし、そこにシェルト王太子殿下の姿はなく。


「王太子殿下は仕事は致しませんわ。名だけの生徒会長なのですわ」


そう言われた。


そこで、色々と一般常識を教えて貰って。

自分はいかに甘やかされて、何も知らなかったのか。

兄達は厳しく教育を受けていたのに。


いつも母には褒められて、甘やかされて。


母は何を考えていたのか?


常々疑問に思うようになった。


シェルト王太子殿下は、平民の女性と親しくしているようで、

美しいユリアスも色々な貴族の令嬢から、憧れの眼差しで見られるようになった。

しかし、生徒会の仕事が忙しくて。


仲良くなった宰相子息のディードが勉強を教えてくれるようになり、騎士団長子息のレットスも、剣技をユリアスに教えてくれるようになった。


「お前、馬鹿だけれども、一生懸命、生徒会の仕事をやっているからな」

「本当に、面倒みたくなるよな」


ディードとレットスは親友同士だ。

そして一学年、ユリアスより上である。


二人はユリアスを可愛がると同時に、どうして生徒会へリティリアーナが誘ってくれたのか教えてくれた。


「あまりにもマナーがなっていないから、心配になったんだと」

「そうそう。このままじゃ破滅するよな」


ユリアスは二人の言葉に真っ青になり、


「私は母上に、凄く甘やかされてしっかりしたマナーの家庭教師もつけられなかった。一般教養の家庭教師はつけられていたけれども。兄上達には厳しかったのに。ただ、私は美しくあればいいと」


その話を聞いていたリティリアーナが、


「お母様はユリアスの事を、どう思っていたのかしら。伯爵家の令息として、他の家に婿に入るにしろ、マナーは必要な勉強でしょう?それをさせなかったなんて」


ディードの家も公爵家で、リティリアーナとは幼馴染だ。


「そうだな。何か事情があるのではないのか?」


レットスも、


「ともかく、俺はお前が心配だ。何かあったら相談に乗るから。な?」


有難い。そう思っていたユリアスだったが。


まさか、母に憎まれているとは思わなかった。



久しぶりに領地から王都に出てきた母に言われたのだ。


「仕方なく王立学園にいれたけれども、貴方は勉強する必要はないのよ。貴方は卒業したら、辺境騎士団か、アマゾネス王国へ行かせるつもりだから」


「はい?それはどういう意味ですか?」


「辺境騎士団で男達の餌食になるか、アマゾネス王国で種馬として搾り取られるか、どちらがいいかしら」


「母上は私の事を可愛くはないのですか?私の事を褒めて愛してくれたではありませんか」


母はホホホと笑って、


「お前は旦那様が浮気をして出来た子なの。まぁ庶子なのだけれども、旦那様がわたくしの子として育てろと。わたくしはずっとお前が憎かったわ。だから、うんと甘やかして不敬な事をやらかしてくれないかしらと」


「そんなことを私がやらかしたら、伯爵家だって終わるじゃないですか?」


「その時は廃籍して、罰として辺境騎士団か、アマゾネス王国へ追い払うわ。いえ、何もやらかさなくても、罪をでっちあげて、卒業したらそのどちらかへ行かせるわ。あの女にそっくりな顔で、睨まないで。余計に憎しみが増すから」


信じられなかった。


ずっと信じていた母に憎まれていたのだ。


どうしたらよいか解らず、ディードやレットスに頼った。


生徒会室にはリティリアーナも居て。


「私は卒業したら、辺境騎士団かアマゾネス王国へ行かされるようです。母は私を憎んでいて。私は母の本当の子ではなかった」


そう、ユリアスが嘆けば、


リティリアーナが、ユリアスの肩にそっと手を置いて、


「それならば、わたくしの婿の座はどうかしら」


「へ?王太子殿下の婚約者ではないですか。リティリアーナ様」


「あら、あの人、もう少しで廃籍になるようよ。わたくしに仕事を押し付けて、平民に入れあげていたのですもの。我が公爵家を馬鹿にする態度。王家に報告済ですわ。ですから、婚約が解消した暁には、わたくしの婿になって頂戴」


ああ、そうなれたらどんなに幸せか。


リティリアーナ様と一緒に仕事をしていて、色々と教えて貰った。

ディードもレットスも含めて、大事な仲間であり、リティリアーナ様に憧れていたのだ。


でも、知っている。


ディードもリティリアーナの事を愛していると。


彼はいまだに婚約者を決めていない。

そして、複雑そうな顔をしていた。


友であるディードから愛する女性を取り上げる訳にはいかない。


ユリアスはリティリアーナに、


「私ではとても力不足です。公爵家の婿が務まるとは思えません。でもそのお心、有難く思い出として受け取っておきます」



こうして、ユリアスの初恋は終わったのであった。



王立学園を卒業した頃、シェルト王太子は廃籍され、リティリアーナはディードと婚約したという話を聞いた。


ユリアスは泣きに泣いたが、泣いている暇はない。

王宮の官僚になる試験を受けて、伯爵家から出ようと思った。


母は自分の顔なんて見たくないだろう。

辺境騎士団もアマゾネス王国へも行きたくはない。


かといって、市井に下って一人で生きていける程、世間は甘くないと知っていた。


両親に頼み込む。


「父上、母上、半年だけ私をこの屋敷に置いて頂けますか?半年したら出ていきます」


母である伯爵夫人は激怒して。


「お前はもう一人前なのです。我が家で養う必要はない。出て行きなさい。辺境騎士団か、アマゾネス王国、どちらがいいかしら」


父である伯爵は慌てたように、


「半年くらい置いてやっても良いではないか。我が息子ぞ」


伯爵夫人は伯爵を睨みつけ、


「わたくしの子ではありませんわ。もし、居座るというのなら、無理やりにでも、追い出します。顔も見たくない」


兄達がやって来て、


「さっさと出ていけ」


「本当に、母上の子ではないんだって?顔も見たくない」


仲の悪い兄達にも睨まれて、家を出ていく羽目になった。

父だけはユリアスに、いくばくかのお金をこっそりと持たせてくれて。


「すまんの。守ってやれず。身体に気を付けて過ごせよ」


雨が降っていて、その中をトボトボと歩いていると、馬車が近くに止まって、ディードが降りてきた。


「行くところがないのだろう?乗るがいい」


「ディード」


「我が屋敷で面倒を見よう」


ディードに縋ってワンワン泣いた。


半年間、ディードの屋敷で世話になった。

その間に、庭で仲良く散歩をするリティリアーナとディードを見かけることが何度かあった。


自分の部屋からよく見えるのだ。


ディードはこちらを見上げて、にんまり笑った。


見せびらかしたかったのか?それでも、ただで、半年間、泊めてくれるディードに対して何も言えなかった。


リティリアーナは幸せそうに、ディードに微笑んでいて、こちらには気が付かないようだ。


必死に勉強した。

そして、半年後、王宮の官僚試験に合格して、ディードの家を出ていくことが出来た。


王宮の外に官僚達が住む寮があって、そこにユリアスも住むことが出来た。


やっと職場にも慣れ始めた頃、ユリアスは毒を盛られて倒れた。

王宮の食堂の昼食に毒が混入されていたのだ。


犯人は心当たりがあった。


そんなにも憎いのだろうか?母上は。

病院に入院したユリアスは心から絶望した。


自分は生きていてはいけない。もう、死んだ方が良いのではないのか。


捜査はされたが、犯人捜しは難航して。


そんな中、見舞いに訪れる女性がいて、


リティリアーナだ。


病院のベッドで、身を起こしてユリアスは、慌てたように、


「リティリアーナ様。わざわざお見舞い有難うございます」


リティリアーナはユリアスに向かって、


「わたくしは謝らねばなりません。わたくしは、わたくしは貴方の事を愛しているの。自分の心に嘘はつけない。それをディードは解っていて。だって、ディードとわたくしは幼馴染ですもの。だから、彼は貴方を……毒を盛ったのはディードだわ」


ユリアスは首を振って、


「ディード様は行き場のない、私の為に屋敷に半年、住ませてくれた。ディード様には恩があります。ですから、そんなことは」


「でも、このままでは貴方はまた、命を狙われるわ。犯人は証拠を残していないのだから。必ず、貴方は殺されるわ」


「ディード様に恨まれて、殺されるなら本望です。」


そう、リティリアーナの事が好きだった。


色々と教えてくれたリティリアーナ。

そして、ディードには恩がある。

例え、見せびらかす為だとしても、屋敷に住ませてくれた。

在学中は勉強を教えてくれた。


だから、もう、死んでもよいと思った。


犯人が母ならば、それでも、母は自分を憎んでいる。

自分は生きてはいけない人間なんだ。


もう、疲れた。

疲れたのだ。


リティリアーナに向かって、


「どうか、ディード様と幸せに。私への気持ちは聞かなかったことに致します」


リティリアーナは涙を流して、


「ごめんなさい。貴方が困るだけね……ディードは兄みたいな、わたくしに取ってあまりにも近すぎて。でも、貴方は違った。わたくしは初めて、恋をしたの。王太子殿下の婚約者であったのに、貴方が好きになったの」


「どうか、どうか、もう、これ以上は……」


リティリアーナには帰って貰った。


いかに、自分を愛していると言われても、どうすることも出来ない。


だから、再び、命を狙われる前に、犯人と思われる二人に接触することにした。


まずは、母に会いに行った。


「お久しぶりです。母上」


「あら、貴方、死にかけて入院したと聞いたけど、元気そうね」


母である伯爵夫人は蔑むような眼でこちらを見ていて。


ユリアスは母に向かって、


「残念ながら、生き残ってしまいました。私を殺そうとしたのは母上ですか?」


「まだ、貴方はわたくしの事を母上と呼ぶのですね。貴方を間違った教育をして、辺境騎士団かアマゾネス王国へ送ろうとした女を」


「でも、貴方は母上ですから。いかに血のつながりがないとはいえ、私はずっと母なのだと信じてきたのですから」


伯爵夫人は扇を手に、


「だったら、命を失う前に、この国を出る事ね。二度と、顔を見たくはないわ」


「母上」


「わたくしは憎い。お前とお前の母親であったあの女を。だから、もう、顔を見たくない」


そう言って、金が入った袋を引き出しから出して、ユリアスに押し付けた。


「さぁ、行きなさい」



金の袋を受け取って、ユリアスは外へ出た。

結局、犯人は母上だったのだろうか?


ディードに会いに行くことにした。


ディードのいる屋敷に行けば、部屋に通されて、


「なんだ?私に何の用だ?元気そうで何よりではないか。心配したのだぞ」


「私を殺そうとしたのはディード様ですか?」


「なんだ。ばれてしまったのか……そうだ。私だ。だって、お前は愛しいリティリアーナの心を奪ったのだろう?私はずっとずっとリティリアーナを見つめていた。幼い頃から。それなのに、王太子殿下の婚約者になってしまって。どれだけ私が苦しんだか。やっと自由になったリティリアーナ。だが、彼女の心はお前にある。なんでだ?ずっとずっと傍にいたのは私だ。何でお前の物なのだ。ばれたからには死んでもらおう」


その時、部屋にレットスが飛び込んで来た。


数人の騎士達と共に。


「リティリアーナ様から依頼されて、ずっとユリアス、お前をつけていたんだ。やはりお前が犯人か?ディード。いかにリティリアーナが好きだからって。犯罪に手を染めるなんて。俺達は親友じゃないかっ」


そういって、レットスはディードを捕まえて、縄で縛った。


ディードは涙を流しながら、


「ああ、すまない。レットス。私はリティリアーナが好きなのだよ。だから、どうしてもこの男が許せなかった」


レットスはディードを他の騎士達と共に連れて行った。


犯人は母ではなかった。

それ程までに、ユリアスはディードに恨まれていたのか。


心から落ち込んだ。


ディードは牢獄へ入れられた。

一生出てくることはないだろう。


リティリアーナから、改めて、会いたいと言って来た。


リティリアーナに会いに公爵家に出向く。


リティリアーナの父であるアシェルテ公爵も共に客間で会ってくれて、


「娘が君を望んでいる。改めて、我が公爵家に婿に来ないか?」


リティリアーナもこちらを見つめて、


「ずっと慕っておりました。ユリアス。わたくしと結婚して頂戴」



ユリアスは首を振って、


「私は罪を二つ背負っております。母上に憎まれた罪。そして、ディード様に憎まれた罪。私は罪を償う為にこれから生きていきたいと思います」


リティリアーナは叫んだ。


「何で?邪魔者はいないのよ。貴方はわたくしと結婚して幸せになるの。どうして?何で?」


リティリアーナに背を向けた。


とても、美しく優しいリティリアーナ。


でも、彼女はきっと……




牢獄にいるディードに牢屋越しに会った。レットスに頼んで会わせて貰ったのだ。


レットスと共に、牢の前に立てば、やつれはてたディードがこちらを見つめて。


「今更、何の用だ?」


「私に毒を盛ったのは、もしかしたらリティリアーナ様?」


レットスが、


「そんな?どういう事だ?」


ユリアスは、


「それ程までに、貴方を陥れて、私を手に入れたかった。貴方は絶望したのでしょう?」


「リティリアーナが毒を盛るはずはない。毒を盛ったのは私だ」


「わたくしを愛するのなら、わたくしの罪を被って。わたくしに振り向いてくれないユリアスを殺そうとしたの。だけど、わたくしが愛しているのは貴方だけよ。ディード。だから、わたくしを助けてっ。って、たぶんそんな感じで」


ディードは、背を向けて、


「そんなことは無い。私は彼女の為に罪を被る事はない。でも、ずっとずっと好きだったのだ。ずっとずっと。幼い頃からリティリアーナだけを見つめてきたんだ」


「それが貴方のあり方ですか」


「お前が憎い。だから毒を盛った。それだけだ」



レットスと共に、牢の前から離れた。


ユリアスはレットスに、


「私を牢番にして下さいませんか?これは私の罪です。一生、ディード様の為に私は働く事に致します」


レットスは頷いて、


「俺も出来るだけの事をディードの為にしてやろう。親友だからな」




ユリアスは、牢獄の牢番になった。

ディードが過ごしやすいように、気配りを欠かさなかった。


伯爵家の母に対しては、酷い母であったけれども、年に一回は、少ないお金から、菓子を送るようにした。


棄てられているかもしれないが、それ位しか思いつかなかった。


リティリアーナからはしつこく、婿入りを勧められたが、がんとして断った。

結局、リティリアーナは誰とも結婚せず、養子を迎えて、女公爵となって領地を盛り立てた。



ユリアスは、自分の罪の為に、一生結婚するつもりはなかったが、レットスの紹介により、騎士団員の身内の気立てのいい女性と知り合いになり、その女性と結婚した。


とても優しい、いい子で、ユリアスはその女性と、子に恵まれ幸せに過ごした。


何十年と経ち、ディードに、ユリアスは牢の中を掃除しながら、


「孫が生まれたんですよ。ああ、こんな罪深い身でありながら、申し訳ございません」


ディードは楽し気に笑って、


「いやいや、めでたい事だ。孫の話を聞かせてくれ」


「ええ、孫の話を致しましょうか」


そこへレットス元騎士団長が顔を見せて、


「良い酒が手に入ったんだ。久しぶりに飲もう」


「ああ、飲もう飲もう」


「美味そうだな」


三人は死ぬまで、交流を続けたと言う。



ユリアスは三人の中では、一番長生きをし、二人を見送った数年後に、子や孫に囲まれながら穏やかな一生を終えた。


自分は罪深い身でありながら、幸せで穏やかな一生を送れた。申し訳ない…… 


そう、言い残して亡くなったと言われている。






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なんだか切ない気持ちになる良作をありがとうございました 人間の感情って、愛情100%とか憎悪100%とかで割り切れないんですよね 主人公を憎んでいた義母もそれだけではない情もありそうだし ムキム…
すみません~こちらの短編気付かなくて! 見つけたときは「やった~」って感じでしたが、すっかり乗り遅れててすみません(;´Д`) めっちゃ面白かったです! ユリアスさんがずっと謙虚で。よい友人でいられた…
うーん全く予想のつかない、今までにない展開なのに 綺麗にまとまっていて素晴らしい友情エンドでした。 主人公がリティリアーナの手を取る機会はいくらでもあったのにとらないのイイ! リティリアーナの(きっ…
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