第34回 『逆境ナイン』を読んでみてくれ!について、書いてみた。
まえがきは割愛させていただきます。
本文が短いので、本文のみでお楽しみくださいませ。
●’24/3/8(金)
ヤバイ。本業が本当に忙しすぎる。こっちに手が出せない。。。
先月は結構徹夜をした。たぶん今月もヤバイ。
最近、年取ったせいか、徹夜を何回かすると、本気で生命の危機を感じる時がある。
で、こんな時に思い出すのが、『逆境ナイン』という野球漫画だ。島本和彦先生のギャグ漫画なのだが、実はこの漫画は、私の人生におけるバイブルの1つである。
何度も書いているような気がするが、私の心の師匠は間違いなく手塚治虫先生である。これは私の小説を読んでいただければ、もう影響を受けまくっていることを分かっていただけると思うのだが、人生の崖っぷちに立たされた時、もうこれはヤバイぞという状況に陥った時、思い出されるのは『逆境ナイン』という漫画に出てくる不屈闘志という主人公だ。
皆さんはこの『逆境ナイン』を読まれたことがあるだろうか?
この漫画、話としては主人公が、自分のいる弱小野球部を甲子園優勝まで導くという内容だ。主人公の不屈闘志が、題名の通り、逆境にさいなまれ、もうグチャグチャになりながらもその逆境を乗り越えるという漫画である。
ギャグ漫画なので、ちょっと逆境の具合が『タッチ』や『メジャー』とかとは異なる。強い相手が出てくるだけではない。
例えば、試合前の中間考査。
ここで赤点(今でも赤点とかって言うのかな?)を取ると補習に出ないといけなくなってしまい、試合に出られなくなるのだ。部員はギリギリ9人とかくらいなので、一人でも抜けると試合ができなくなる。
その状況を前に、部員どころか、自分もそれほど試験勉強ができていない。さあ、どうなる!?不屈闘志!!というものだ。
もちろん野球に関する逆境も多いのだが、もう乗り越え方が素晴らしいのだ!!書きたいがネタバレになるので、控えておく。
そして、名言の数々がある。例えば「井の中の蛙、大海を知らず」という諺がある。不屈闘志が、ある人にこの諺を言われた時、不屈闘志はこう返すのだ。
「確かに『井の中の蛙、大海を知らず』そういう言葉があります。
確かに蛙は大海をしらなかったかもしれない。
だが通用しなかったとは言っていない!
大海を知らなかった蛙の中にも十分大海に通用したやつはいたはずだ!
それがそんな言葉のトリックにひっかかって、どれだけの才能が潰されてきたことか!!
歴史の白いページを俺たちが切り開いているのだ!
先人の腰の抜けた言動に惑わされるな!!」
もう心が震える!!言っていることは無茶苦茶だが(笑)、そんなものを圧倒的に超えて心が震えるのを感じる。
(ちなみにカエルが海に入ると身体から水分が抜けて死んじゃうんですが。(笑))
私はこの漫画を何度も何度も読んでいて、自分が逆境に立たされた時、本当にヤバイ状況になった時、不屈闘志になったつもりで、厨二病の自分を全面に押し出して、力を振り絞っている。先月、そうやって乗り切った。今月も不屈闘志のように、歯を食い縛り、拳を握りしめ、いつか這い上がれることを信じて、努力をしていきたいと思う。
皆さんももし読んだことがない方がいらっしゃれば、是非読んでみていただきたい。絵がドギツイので、読む人を選ぶかもしれないが、ハマる人にはドハマりすると思う。そして、きっと逆境に強くなると思う。「闘志、吠えるぞ!」のところで一緒に吠えてください。(笑)
読んでる人にしか分からないオチですみません。
あとがきは割愛させていただきます。
読んでいただき、ありがとうございました。