第17回 宇宙人侵略系映画”Extinction”を見た!について語ってみた。
まえがきは割愛させていただきます。
本編が短いので、本編のみでお楽しみください。
●’23/11/8(水)
実はこの前の日曜、映画”クリエーター”を見に行こうと思ったが、すでに上映が終わっていたため、見ることができなかった。
だが、もう心は完全にSF気分!!だったので、家でNETFLIXを漁ったところ、”Extinction”という映画がおすすめに出てきた。
2018年に製作されたアメリカの映画だ。まず予告を見る。うーん。まさに宇宙人侵略モノ。”クリエーター”を見ようと空けていた時間に、良しこれだと思い、見てみた。
話はこんな内容である。
ある電気技師の男が妻と子供2人と共に幸せに暮らしていた。男が働いているところは宇宙船か何かを開発している企業っぽい感じである。時代的にはちょい未来だろうか。
金持ちではないにしろ、普通にちょっと良さそうなマンションで慎ましやかに生活していた。
だが、最近、男は毎晩悪夢を見ていた。それはエイリアンが侵略して来て、街を破壊する夢。毎晩うなされ、睡眠不足で仕事中まで睡魔に襲われ、悪夢を見る。
リアリティのあるその夢を妻に相談する。これは本当に起こるかもしれないと。
しかし、妻からは病院に行ってと言われるだけだった。
会社に精神弱者と思われたくなかった男は病院に行かずだったが、遂に妻に愛想を尽かされそうになり、仕方なく病院に行くことに。
だが、病院の待合室である男と出会う。その男も同じ夢を見ていたのだった。
そこで主人公の男は思う。これはただの夢ではない。本当に起こることなのではないかと。
結局、診察は受けずに家に戻った男は妻にどうだったかと聞かれ、診察は受けなかったと伝えた。診察も受けず、夢の話ばかりをする男に妻はとうとう愛想を尽かしてしまった。
その夜、その家族の家では、妻の仕事関係での成功を祝うホームパーティが開かれていた。
ホームパーティが終わりに差し掛かった頃、男がマンションのベランダに出て、夜空を見た。そこに映るは無数の光る物体!とうとう男の悪夢が現実のものとなったのだった!!
空からスペースシャトルくらいのサイズの宇宙船がいくつも降りてきて、街を破壊し始めたのだった。
妻は夫の言葉が現実となり、慌てふためく。男は妻と子供2人を連れ、何とか助かる方法を考えるのだった。。。
というものだ。
ここまでは、まだ序盤である。
で、書くと面白そうだが、実は少し低予算なのか、絵が地味なのだ。あと、俳優も主役級は出ていない。男や妻が子供と逃げる時、子供が良くやらかして、いかにもわざとらしい危機一発の作り方。もっとおいおいと思ったのは、エイリアンの宇宙船やエイリアン自体が「えっ?」と思うほど、非力なのだ。
正直、NETFLIX血迷ったか!?と思った。
だが、そうではなかった!
中盤で明らかになる、ある事実が物語をガラッと一変させるのだ!!
その事実が物語を一気に面白くさせた。
以前このコラムでも書いたが、いろんなところにSF設定ならではの矛盾を感じるところはあるが、もうそんなことはどうでも良いと思わせるほど、この事実からのドラマチックな変化がこの映画の見所だろう。言うならば一点突破SF!(笑)
NETFLIXに入っている方で、もしそこそこSF好きの方がいれば、是非おすすめしたい一作である。
話は変わるが、こういう映画のコラムを書くのが難しいことが良く分かった。
面白さのポイントがそこに集約されてしまっていて、それを伝えてしまうとこの映画が台無しになってしまうため、伝えられない。。。なんと言うジレンマ!!
もしこれを読んで、映画を見てくれた方がいらっしゃったら、感想か、伝え方を教えていただきたいです。
この映画に関して、ちょっとハードル上げすぎたかもしれません。期待半分でご視聴ください。(笑)
それでは、映画をどうぞ!!
あとがきは割愛させていただきます。
本編が短いので、本編のみでお楽しみください。