妖精の歴史 ※地上歴1年
side 原初の妖精
私はどうして生まれたのか分からない
気づいた時には地下の小さな祠の前にいた
外に出る階段を上ると何もない平原に出た
いや、『不思議な女性の像』だけがある平原だった
他にも小動物は居た、少し話をしたが攻撃してこなければ何もしないとのことだった
…あれ、なんで私動物と話せたんだろう
なぜか『話せる』と思ってしまった
その後はその像の近くで生活していた
像の近くは不思議な力に包まれていて、体が軽くなった
それから数日が経ち、祠のある洞窟から新しい同種が出てきた
その同種もどうしてそこにいたかわからないと話した
その後もずっと出てきた、生活していくうちに変な光を出す力があることに気づいた
その力は、周りの植物を成長させる力だった
その力を使うと、頭に『ステータス』という単語が浮かんだ
思いを込めてステータスと考えると半透明な板が現れた
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名無し(1)
フェアリー:なし
Lv:3
HP:300
MP:900
STR:5
INT:15
DEX:20
AGE:10
LUK:10
称号
原初の妖精 魔法に気づいた者
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それを見た瞬間何を書いてあるのか分かった
これは"私の力の数値"だと
この時初めてフェアリーだと気づいた
他のフェアリーにもステータスの見方を教えると、開けたが他人からは見えなかった
そして数年かけて、私たちの住みやすい環境を像の近くに作っていった
そこにいた小動物たちは森での生活に慣れきれず別の場所へ行き、ほかの森から動物がやってきた
そして生まれてから9年目、『世界樹』の苗を持っている事に気づいた
ステータスを見る感覚で鑑定が行えることに気づいたのも、この9年間の研究の成果だ
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世界樹
妖精種の城となる樹
完全に成長するには50年かかる
木の中には部屋があり、玉座がある
その玉座に座る者が、妖精の王、もしくは女王である
効果:王・女王に謁見した妖精種に
妖精王・妖精女王の加護を与える
与える対象は選択できる
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妖精にとって大切なものだった、それを私は像の後ろあたりに植えた
一部の妖精があの像を女神だと言って信仰し始めた
どうせならそれに乗っかって種で信仰させよう
そして世界樹を植えて一年
フェアリーが住める程度の部屋が一つできた
そこには一つの玉座があった
誰を王にするかをフェアリーと選んだが
皆が私を選んだ
「ずっと前から私たちを率いてくれたんですから」
「きっと俺たちを収めるいい女王になる」
そう言って私を選んだ
そしてその日
私は世界から妖精女王という職業と『ティターニア』という名をもらった
私は世界が認めた女王となったのだ
読んでいただきありがとうございます
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十年目のティターニアのステータス
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ティターニア(10)
精霊:妖精女王
Lv:30
HP:10000
MP:30000
STR:10
INT:30
DEX:20
AGE:15
LUK:50
称号
原初の妖精 魔法に気づいた者 妖精女王 幸運な妖精
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というわけで、この世界の初名前付きがフェアリー・精霊のティターニアでした
次回は神界のストーリーに戻ります