徒然なるまま過ぎる
もう、桜は終わったし、葉が生い茂っている。
桜の木下に立ってみる。
通り過ぎて行く風が気持ちいい。
向こう岸が過去で、桜の木下が今で、
こちら岸が、現在。
いつも、こんな風に考えてしまう。
ただの、散歩なのに。もっと、気楽に何も考えず、
ただ、ひたすら歩きたい。そんな日が多いはずなのに。
どうしても、この橋に来ると、あれやこれやと、
考えてしまう。
ただ、橋を渡るだけなのに。いつから、こんなに、
難しくいろいろ考えなければ、橋を渡れないようになってしまったのか。