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陰の魔王 陽の勇者  作者: 夢見 奏
第一章
3/10

選択1

 「俺は人間に転生して勇者になるよ!みんなもついてきてくれ!」

 「智喜についていくぜ!」

 「そうだな!魔王なんて智喜が居れば簡単に倒せそうだしな」

 イケメン3人が白の所 勇者として転生することにした。 

 「仕方ないですね。智喜がそっちに行くなら私も」

 佐々木舞も勇者側に行った。

「智喜君が行くなら私も!!!」

「智喜がやるって言うならついていくぜ!」

 智喜のカリスマに惹かれてクラスのみんな、いや佐藤優以外の者が人として転生する事を選んだ。

「あっ危ないですよ〜私もついていきますからね〜」

先生も人間に行った。


 僕は考える。これはチャンスなんじゃないか?

あいつらを殺せるかもしれない。近くに行って殺そうかな?嫌だなそれだと。僕はあいつらと違う。正々堂々と殺すのもいいな。折角敵対できるチャンスだし魔王になって勇者を殺そうかな?


「優おまえもちろんこっちにくるよな?」


智喜がニヤニヤして言ってきた。

あいつ絶対僕をいじめるよな。


「行かない」


僕は小さな声で言い、黒の所へ歩いていった。


「は?おまえ調子乗ってる?俺に殺されたいのか?」


僕は無視する。今は言うべきではない。殺すと。


「ふふふ 人間と魔族の選択が終わったわね!じゃあスキル選択の時間よ!こっから会うことは地上でしかないからね!言いたいことあるなら今言っておきなよ!」


僕は無言だ。あいつらは何か言いたそうだが、みんなの前で言えないのだろうか。すごく睨んできた。


「なんで魔族なんですかー!人でいいじゃないですかー!今なら間に合うのですよー」


先生が言ってきた。


「僕の選択です」


先生は悲しい顔をして言う。

「....そうなのですか」


「別れの挨拶終わったわね!!じゃあスキル選択いってみよー!!転移!!」


セントさんの魔法?で僕は何もない空間へ飛ばされた。




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