表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒きシンデレラに誘われて  作者: 暁月 ねむ(≧ω≦)&穂志上 ケイ
第一夜 昼の学校
4/7

第三章「黒い影」

トットトッ……少し足速く私は、歩く。暁月 ねむを背中に抱えての移動は少しキツく、いつもより音が出てしまう。みちるは、先生に状況説明。私は、ねむ君を保健室に連れていった。


『あっ、聞いているよ さっそく彼女をあのベッドに寝かしつけてきてくれないか?』


少し古めかしい言葉を使うのは、この学校の保健室先生〝桜衣湫 夜桜(あいぬま よさ)〟だ。少し青に近い獣の耳が生えた優しい顔の初老である。


『では、私は設置を続けます。』


私は、その場からそそくさと出ていった。


-------

『出てきても大丈夫ですよ 霊奈』


『おばあちゃん……ゴメン 寝ていて』


その直後 ポンッと少し爆発音が保健室に響いて、煙が無くなる頃には保健室にいた()()は完全に寝てしまっていた。


トットトトッ……ギギィ


『すぅすぅ……』


この子が()()()の……私は、素早く制服から黒封筒を出し、ねむの制服の内ポケットに入れ込んだ。そして、私は、保健室から脱出した。


------場所は、変わってみちる目線


『あのぉ~まだ設置するんですかぁ』


『勿論設置するぞ……』


ねむが倒れてからも私は、設置していたのだが……とある事に気付く。


『あのぉ~ここには何を置きますか?』


『みちる君……やっぱり 教室に戻っていてくれないか?』


『えっ、、、あ 分かりましたぁ』


スタスタッ……。


----保健室


『んっ?……』


私は、目を覚まして天井に目をやる。この白い天井……そ、そうだ……なんか言われて言おうとしたら……多分 倒れたのね!(()()()()()()()()()()())私は、恐らく()()()だよね……なんか、違う場所で見た事あるような……まぁいっか よ、あっあれぇ?上手く立てない えっな、なんで……バタっ。辛うじて意識を保てる……だけど、何故か足に力が入らない……保健室?になんか、まぁいいやゆっくりでもいいから……ケイの所に行かないと……。


---スススッ


『動き出しましたねぇ ()()()()


『そうですね……()も配置しましたし、今宵のパーティを始めましょう』


『私はぁ~ただの協力者ですぅ ではぁ、()()()らをぉ眠らせてきますねぇ~』


『どちらかと言えば、地下室にでも放り投げて置いてください……うふふっ』


〝キ……ハク……ン……ワタ……チ……カマ……ダカ……キナ……イ〟


まただ。ノイズがかった不気味な声が私の頭の中を過ぎる……だ、れな、、、の? 私を呼ぶのは誰なの?


『さぁ、今夜は、真相に辿り着けますかね?()()()()

第一夜完結です。約四話で完結だと……早すぎじゃないか?と思っていますよね~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ