表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒きシンデレラに誘われて  作者: 暁月 ねむ(≧ω≦)&穂志上 ケイ
第一夜 昼の学校
1/7

序章

穂志上ケイ先生とのコラボです。こちらは、ねむ目線で、ケイ先生は 先生目線で。よろしくお願いします

ある日妙な噂が流れ出した。『黒いシンデレラ』があちこちで現れると。

彼女は黒いドレスを着たとても綺麗な姿をしていたと。

そして、毎晩二人から三人シンデレラに招待され、次の日には遺体で発見される。招待された者は自分意志とは関係なく、突然家を出ていくのだとか。招待される場所は毎回違い、本人以外知ることは出来ない。だから、遺体が見つかるまでにどうしても時間がかかってしまい、死因が分からなくなってしまう。

ようやく、警察が動き出したのだが、招待者は無作為に抽出されるため特定は出来ない。つまり、対処出来ない事案になっていたのだ。


◼◼◼

『ニュースをお伝えします。またも「黒きシンデレラ」の犠牲者が出てしまいました。今回は二十代夫婦です。誠に悲惨な出来事です。』


毎日テレビをつけるとこんな感じのニュースがいつも流れる。全く犯人は何がしたいんだ。


おっと。もう学校に行かなければ。


◼◼◼

「おはよう。ケイ」

「ああ、おはよう。佑真」


こいつは私の友達、御坂佑真みさかゆうま人当たりがよく、クラス皆の人気者だ。


「なぁ、あのニュース見たか?例のシンデレラ」

「見たよ。朝からやめてほしいぜ。あんなの」

「ホントにな。でも、ケイも気を付けろよ。いつ招待されるかわかんねー訳だし」


そう。今生きている私たちはいつシンデレラに招待され、殺されるか分からない。だから、今を大切に生きなければ。


「そうだな。佑真も気を付けろよ」

「ありがとよ」


そんな他愛もない会話を終え、授業の準備をし始めていると、机の中に黒い封筒があった。


封筒を開けるとそこにはこう記されていた。


拝啓 穂志上ケイ様


貴方様は今夜の『黒きパーティー』に招待されました。場所は貴方様の通う学園で御社おやしろ学園で行います。時間は午後7時からです。もし、来る気がない場合は貴方様の意志と関係なく連行致しますので、ご了承ください。

それではお待ちしています。


敬具 黒きシンデレラ


やってくれるな。シンデレラさんよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ