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レキシノハザマ

30年の時が過ぎ 1つの時代が終わりを告げた

2倍速の科学の進歩が 郵便はがきの影を薄くした

無数の文化が生まれて消えて 人の思考も大きく変わった

そんな時代の中で生まれた 僕は歴史の狭間を目にした


いつもと違う日のはずなのに いつも通りに刻は過ぎてく

いつも通りに6時に起きて いつも通りに部活にいそしむ

いつも通りに友人と別れて いつも通りに川風を浴びる

けれどタイムラインの流れは速く 梅雨の明けた川のようだった


30年の中で何度も 10年に一度がこの国を襲った

それはさながら炎のように 貴い命を連れ去っていった

人の憎悪も無意識もまた 貴い命を連れ去っていった

それに誰もが無関心だから 誰かの悪夢は繰り返した


僕はまだまだただの子供だし いつしか終わりが来るのも知ってる

けれどどうか 僕たちの生きるこの時代と

僕たちの子孫が幸せであるように

祈り 創り 進み続けよう


歴史の狭間で 君は 何を考えただろう

未来の 僕と歴史を創る仲間たちよ

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