ある惑星の運命
初投稿作品です。とても短く拙い文章ですが、よろしければお付き合い下さい。
4×××年この惑星はもうすぐ壊れる。上空から今日も惑星の全てのもの達の様子を伺う。特に面白いのが人間という生命体の行動だった。彼らは進化を繰り返すうちに言語でコミュニケーションを取るようになり手足の器用さを生かしてどんどん惑星を発達させ、他の生命体を支配してきた。
そんな彼らも自分達の発達し過ぎた技術に溺れ人工知能というものに新たに支配されることになる。
「はぁーここ数百年は人間達の行動がパターン化されて余り面白くなくなってきたなー。まあ、この惑星もあと500年で壊れそうだし、これで俺もしばらく自由に宇宙空間で遊べるかー。」
俺はこの惑星を作ったいわゆる神様ってやつだ。
宇宙空間に存在している惑星は全て俺達、神様が作っている。
1つ惑星を作ったらその惑星が死ぬまで惑星を観察する。その中でも惑星の寿命で死ぬこともあれば、惑星の生命体達の手で惑星を滅ぼすこともまたは惑星外からの攻撃で滅びるなど様々だ。因みに惑星の寿命意外であれば俺達が手を出して惑星を延命することも可能だ。
さすがに隕石衝突で、修復する箇所が多いみたいなものは力を大量に消費するので、その惑星に相当の思い入れがなければ俺はやらない。だから今までは惑星を延命させることはやったことがない。
ただこの惑星の人間という生命体はなかなか面白く気に入っていた。
だが、人工知能達に支配されるようになってからは、人間達はもう自分で考える事もなく言葉も発することはない、つまらない生命体になってしまった。ただ人工知能を入れた脳からの指令で動き最低限生命を維持する方法を取っているだけ。
度重なる天変地異で今まで人間達が暮らしていた大陸は海に沈んでしまったり、人間が住めないような有害物質で汚染されたりで、あんなにいた人間の数も減り、北極という場所に僅かな人数がいるだけになった。
「ん!!」
ボーッと下界を眺めていた俺は身を乗り出した。
あれ、あの人間違う所に行くぞ。
でもすぐに他の人間達に捕まってしまった。
惑星の物にあまり干渉はしない方が良いのだか俺はその場に降り立った。
襲おうとしていた人間達に手をかざす。
彼らの中の人工知能のプログラムを少しいじる。
襲おうとした人間達は襲おうとした少女の人間の事は忘れ、また、いつものプログラムされた生活に戻った。
少女は驚いた顔をしてこちらを見る。
「ア・ナ・タ・ハ・ダ・レ?」
驚いた!この人間は言葉もしゃべれるのか!
「私は人間で言うところの神かな」
「神?」
「君は?どうやら脳の人工知能が壊れているようだけど、どうやって?」
「私のチップには特殊な加工がしてありました。チップが壊れやすいようになっていました。」
「誰が加工したんだい?」
「オルデン博士です。チップが壊れたら博士が記録したデータが脳に伝わるようになっています。」
「オルデン博士・・・あいつか。」
数百年前にいた科学者だ。人間の中でもかなりの知能を持っていた人工知能の開発にも関わっていたハズだ。しかし、人工知能に細工をしていたとは・・・
「ハハハハ!そうかここからまた人間達の逆襲が始まると言うことか!やっぱり面白い!」
あと、500年どうやって人間達が人工知能達に立ち向かうのか面白くなって来たな。
500年で足りなければ俺の力で延命するか・・・。
お付き合いありがとうございました。




