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天才(天災)は努力の証?  作者: choro5
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いきなり魔王戦

「はぁっ!」

俺は神速を纏ったクラウドを振るった

しかし、ゴブリンを斬ることはできなかった。

魔人すら切り裂く神速を弾くゴブリンの皮膚

「ユリウスの神速が効かないだと…

ならば、これで!」

魔人を一瞬で灰にした紅蓮を放つミリアルド

紅蓮がゴブリンを包む…

「グギャアー」ゴブリンの苦痛の叫び

しかし、ゴブリンは紅蓮を耐えた

ダメージを与えたのは間違いないが表皮が少し

焼けただけだ。

「表面がダメなら内側からなら!」

フミが魔法弓を放つ

ゴブリンの皮膚には刺さったものの浅い

内側まで魔法が貫通しない

「ねぇ!ゴブリンって魔人より弱いんじゃないの?わ、あぶな!」

振りかざされた攻撃を避けるフミ

「ゴブリンが魔法を使うなんて聞いた事がないぞ!新種か?」

5人の中で一番博識なゼクスすら知らない

ゴブリンが俺たちの前に立ちはだかる。


足元に転がるのは無数のゴブリンの屍

そして目の前にはこの巣の頂点に君臨する

支配階級であると思われるゴブリン。

キングでもクイーンでもない、最初はエンペラーだと思った。

しかし、ゼクスはエンペラーを知っていたらしいが、今、目の前にいるゴブリンとは全く違う外見だと言う。

魔人に対しても有効だった俺たちの攻撃すら

耐えるゴブリン。

こいつは一体なんなんだ?

「ゼクス、この空間じゃ光魔法が使えない!」

「わかっている!しかし、コイツを外に出すのは危険過ぎるぞ」

「外に出ればユリウスの光魔法が使える。けど、コイツを倒せなかった場合、街も危険にさらされるか。」

「ミリアルド、冷静に状況解説しないでよ!」

焦るフミと冷静なミリアルド

対照的だ。

「これなら!」

ルナが無数の音速魔法弾を放った

魔法弾は命中しゴブリンに無数の小さな傷をつけた。


「ウギャアー」

ゴブリンの叫びがこだまする。

「クロスロード!あの傷に弓を!」

ゼクスの指示が言い終わる前にフミは既に弓を

放っていた。

いつも以上の魔力を纏わせた矢が傷口に命中し

ゴブリンに刺さり込み魔法が内部を攻撃する

「バァーグォー」痛みに悶絶するゴブリン

「やったか?」

ミリアルドのそれはフラグだ…

フミの攻撃はゴブリンに大ダメージを与えた

しかし、倒すまでには至らない。

弱った今のゴブリンにならダメージを与えられる

そう思った俺とミリアルドが魔法を放つ

だが魔法はゴブリンに当たる前に消滅した…


「なにっ!」

ミリアルドが事態を飲み込めない。

なぜ魔法が消滅したのか?この状況で考えられるのは一つ、アイツが魔法をかきけしたんだ。

「そんなのアリかよ…」

口から漏れ出てしまう。

「ウガァーッ!」ゴブリンが吼える

ゴブリンのからだが黒い何かに包まれる

「なんですかあれ?」

「イヤな予感しかしないね…」

「私もだ…」


黒い何かに包まれたゴブリンが徐々に姿を変えていく。

より人型に近づいていくゴブリン

「人間ごときが我に攻撃するとは」

「ゴブリンが言葉を発しただと!」

慌てるゼクス

ゴブリンが話すなんて聞いたこともない

「まじでコイツなんなんだよ!」

「ユリウス落ち着け!」

「これは落ち着いてられないっしょ」

「フミちゃん…」

「貴様は一体何者だ?ただの、エンペラーでも

ないんだろ?」

ゼクスがゴブリンに問う

「我をそのような群れの支配階級と比べるな

我はゴブリンであってゴブリンでない。」

「ちょっと!アンタの言ってる意味がわかんないんだけど!」

「お前、魔王種だな…」

「魔王種?ユーリなにを言っている?」

「昔、お祖父様に聞いた事があるんだ。魔族にはもの凄く低確率で魔王の因子を宿す個体が存在して、覚醒すると魔王の力を得るって。大戦時には魔王の因子をもっている個体を魔王種って分類してたらしい。」

「魔王は一体ではないってことですか?」

「あぁ、お祖父様達が倒したのは魔王種を統率していた個体だったらしい。」


「人間にしては賢いようだな。我は魔王種だ。

ゴブリンの頂点にし覚醒した魔王だ。」


小遣い稼ぎがいきなり魔王戦になったよ…

「ゴブリンの魔王さん、せっかく覚醒したのに

俺に会ったのが不運だね。俺がアンタを倒す。

じっちゃんの名にかけてっ!」

決まった!一度は言ってみたかったんだよね


「我を倒すだと?愚かなる人間よ殺してくれる」

「やってみろよ、化け物が」

「魔王である我を化け物だと?どこまで愚弄するのだ愚かなる人間の分際で!!」

「魔王だろうがなんだろうが元は醜いゴブリンだろ?」

「キサマーっ!」

「知能も低い、行動もワンパターンな

ゴブリン種が魔王って言ってもね(笑)

他の魔王に失礼だろ!だいたいさ、ゴブリンであってゴブリンでないってなに?格好つけたかったの?正直、すげぇーダサかったよ。

ゴブリンが自分のこと我とか言っちゃうし(笑)どちらかと言えばワテの方が似合ってるよ!

あと、お前臭いんだよ!」

「確かに臭いですね…」

ルナがつい口から漏らしてしまった。

「小娘までもが我を愚弄するか!殺してやる!」


「…今、なんて言った?」

「その小娘を殺してやると言ったんだ!」

「ルナを殺すだと?死んで詫びろ…」


魔王ゴブリンがユリウスにより真っ二つに斬られ

絶命した。

まさに一瞬の出来事だった。

誰もが何が起こったか理解できなかった。

ユリウスが魔王ゴブリンを倒した事実を除いて。

そしてユリウスが呟く「光龍閃」

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