表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才(天災)は努力の証?  作者: choro5
35/51

重要なことは案外忘れがち

ガリア大陸に飛ばされてから2日が過ぎた。

俺たちはアラムスに戻るべくガリア大陸を横断することに決まった。

しかし、今自分たちがガリア大陸のどこにいるのかわからない為、まずは周辺の町・村を目指し

その後、改めてアラムスへのルートを決める。


この2日間は野営だったが、魔獣などに襲われることもなかったが皆の疲労は蓄積されていく。

魔神を圧倒する実力を持っていても所詮は学生だ

野営などしたこともないし常に気を張った状態で

アラムスに帰れるのかという不安もある。

疲れて当然なんだ。


「町ないね…」フミが呟いた。

誰かに向けて言ったのではない。

ただ、呟いただけだ。

「町に着いたとして、お金はどうするんですか?」

ルナもふと呟いた。

……………………?

あ、金銭面のこと忘れてた!

すっかり、抜けてたよね

町や村で過ごすにしても何かを調達するにしても必ず金は要る。

そんな重要な事を忘れてたいたのだ。

それとなくゼクスとミリアルドを見てみる。

目が泳いでいる。

こいつらも忘れてたな(笑)


無言で男子陣は意思の疎通ができていた。

"金のこと忘れてたなんて絶対に言えない…"

しかし、俺は起死回生の一手を思い付いた。

「金銭は俺たちの装飾品でいくらか賄えるんじゃないかと思っているんだ。」

アラムス王国の名家の者であれば身につける物もそれなりに価値のあるものだから町で売れば良いのだ。


「でも、それだけじゃ足りないですよね?」

ルナの指摘はもっともだ…

「ガリア大陸は魔獣が多いと聞く、それらを倒して討伐料で稼げば良いだろう。」

ゼクス、ナイス!さすが王族、ポーカーフェイスだ。


そんな会話の中、ルナが少しクスリと笑っているのに気付いた…

ルナ、バレていたんだね…

「ユーリ君、大丈夫ですよ」ウィンクするルナ

小悪魔だ。女神は小悪魔に変貌した。

ミリアルドも少し顔が緩んでいた。


この会話が俺たちの疲労を和らげ、張りつめていたものを少しだけ緩ませた。

やっぱり、ルナは女神だった。


「あっ!町だ!街が見えるよ!」

フミが町を視界に発見した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ