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無上
けれど、僕は今も君を愛している。
これは面と向かって君に言えるし、君が望むのなら、街の中心で叫んでやっても構わない。
僕は、ありのままの君を愛し、散っていった君を、今も尚愛し続けている。
そしてこれは、僕が死ぬまで、
いいや、僕が死んでもずっと変わらない。
それだけ、僕の愛は無上で最高だということを覚えていてくれ。
他の人は、「自分ではいうものじゃない」というだろう。
しかし、自分でも言えるほど想いは強大で、こんなに人を愛したのも君が最初で、君が最後。
今更他の人を愛せないし、そうしたら未来で君と繋がることはなくなってしまう。
だから、僕は新しい恋をしないまま、君に花を添えに行く。