1/24
君の香り
1話の文字数は200文字~300文字ぐらいです。
完結予定は見えないし、同じことをだらだら続ける感じだけど、よろしくお願いします。
ちなみに詩風?です。
愛というものを演出したとある日。
それは僕にとって、人生最大の君への贈り物。
君の座っていた、僕の隣の席。
その席だけが君の香りを覚えている。
君が去ってしまって、悲しい静寂だけが残っている小さな部屋。
僕はそこで君を失わないように、今でも変わらずに待っている。
君はどうだろうか?
何もしてあげられない僕に対して、どんな感情を抱いて、どんな不安に耐えていたのだろうか?
そして、僕には何も与えられなかった、情報という名の愛情。
君は果たして幸せだったのだろうか?
今はそんなことも聞けなくて。