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愛変わらず  作者: 尖角
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君の香り

1話の文字数は200文字~300文字ぐらいです。


完結予定は見えないし、同じことをだらだら続ける感じだけど、よろしくお願いします。

ちなみに詩風?です。

 愛というものを演出したとある日。


 それは僕にとって、人生最大の君への贈り物。


 君の座っていた、僕の隣の席。


 その席だけが君の香りを覚えている。


 君が去ってしまって、悲しい静寂だけが残っている小さな部屋。


 僕はそこで君を失わないように、今でも変わらずに待っている。


 君はどうだろうか?


 何もしてあげられない僕に対して、どんな感情を抱いて、どんな不安に耐えていたのだろうか?


 そして、僕には何も与えられなかった、情報という名の愛情。


 君は果たして幸せだったのだろうか?


 今はそんなことも聞けなくて。

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