宝石姫 ~髪の色でひとの価値が決まる国でそれに抗うひとりの姫の物語~
髪の色。それがこの国の人間の価値のすべて――
王族の紫、上級貴族の青、下級貴族の赤、
上級平民の緑、下級平民の黄。
そして、人間として認められない黒。
どれだけ時が経とうが覆せない階級社会と、そして「黒」への差別。
そんなとある国に珍しい銀髪の姫が生まれる――
王族の紫、上級貴族の青、下級貴族の赤、
上級平民の緑、下級平民の黄。
そして、人間として認められない黒。
どれだけ時が経とうが覆せない階級社会と、そして「黒」への差別。
そんなとある国に珍しい銀髪の姫が生まれる――