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【詩集】Shangri-La

愛の風に

作者: 野鶴善明

 夕暮れの地平線に

 愛の風が吹きます

 光から闇へ

 愛の風が吹きます


  人は生まれながらに悲しくて

  抱えた悲しみを

  どうすることもできなくて

  人は悲しいからこそ

  希望を持つのだとった時

  愛の風が見えるようになりました


  もうなにも

  怨むことなどありません

  もうなにも

  憎むことなどありません

  一切合切は

  悲しさゆえの過ちだったのです

  許しあいましょう

  許しましょう

  私自身も

  あなた自身も


  少しばかり

  泣かせてください

  ほんのちょっとだけ

  泣くことを許してください

  頰に涙を流したら

  悲しいわだかまりを

  みんな忘れます


 光からあなたへ

 愛の風が吹きます

 夕暮れの地平線に

 愛の風が吹きます


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― 新着の感想 ―
[一言] 星花愛さまのところからやってきました。 綺麗な言葉が多く、感動します。 リズムも心に響き、ズサッと突き刺さるような痛さがありました。 そよそよと吹風が思いうかびます。 素敵な詩、ありがとうご…
[良い点] わ〜 野鶴様、 お久しぶりぶりですぅ〜。 今回もとっても素敵な詩でした。 流石です! 読ませていただき、ありがとうございます(⌒▽⌒)
2022/01/26 20:04 退会済み
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