その114.翻訳は注意
ご紹介はこちら
今日は下記で無駄な労力を自ら費やしたので割愛。
◆ジャンル(その他)日間一位取得時の新着、完結、ランキングより
5位
一言
以前「なんかみた」として紹介した責任表示がグレーな作品。グレーなのでリンク置かない。
作者マイページの自己紹介と割烹によれば翻訳はご自身のようです。
しかし、底本とされる1910年版、ほんとにどこも翻訳権取得してないのか不明。
また、この方が本当に1910年版を利用したのであれば、底本原文取得経緯を開示してほしいところですね。
版権移ってない?英国スタイルのコピーライト表示は、初版しかのらないこともあるし、刷を事細かに載せないことも多いし、もし図書館アーカイブから取得した場合英国の書誌も日本と同じく改訂しない限りは初版を出版年として採用するため、使用テキストの正確な出版年は書誌的事項の表示を当該資料そのものから一次的に取得しなければわかりません。
そもそも、作者訳者死んで○年だからOKは厳密には間違いなので注意が必要。まして国際ルールは色々煩雑でございます。
このへん説明すると長くなるので割愛。ちょっと調べればすぐわかるよ。たぶん。つべ先輩じゃなくてGoogle先生に聞いた方が良いと思うよ。きっと。オープンアクセスの著作権講座でそこまで突っ込んでるやつあるかは知らないけど。(無責任)
ところで。
かつて日本には、ラテン叢書をパブリックドメイン(取得サイト、アクセス記録明記)から原文取得して対訳を全巻全訳するという、とてつもない個人サイトがございました。
この方は趣味ではあるのだけれども、たしか、かつて卒論をそれこそセネカかなんかで出たっていうちゃんと勉強した人でした。
なお、現在アクセス可能なBibliotheca Teubneriana Latina (BTL) onlineは、各国いくつかの大学図書館が運営している模様です。日本では東大図書館がヒットしました。
アクセス権のない方は云々書いてあるサイトもありました。
詳しくは調べておりません。
上記個人サイトは、ちょっとセネカ読みたいけど辞書手放しちゃって辛い(卒業してうっかり手放したけど高かったのよ、当時のは。羅日なかったし。学生が個人所有あたおかレベル。でも先生は買えという)とかいう時に便利な個人サイトでしたが、いつのまにかブクマ無くしてわからなくなりました。
そして私めラテン語わからなくなりました。数年前、本屋ふらついてたら、とある衝撃が。
最近のラテン語廣文典にはなんと練習問題に回答つき!授業休んだらアウトな弱小言語が、いつのまにか独習可能になっておりました。またやるかと思ったら羅日あるじゃん?ラテン語独習書もたくさんあるじゃん?迷ってるうちに3年程経ちましたよ。ウェルギリウス読みたいんだけど。
あ、喋りすぎた。
すみません。
うっかり全部読んじゃった方、半分以上関係ない話ですまぬ。
つまり、みんな古典ラテン語やろうよ。
面白いよ。
違うか。
◆
本日R3/9/12(似た)21:51の一位はこちら
その他「痛っ」異世界恋愛「あら、ごめんあそばせ」
作者:たなか
https://ncode.syosetu.com/n8568he/
黒森はこう思う
人気です。
ジャンル ネタ系一覧表なのでその他。
一言
昨日と同じ。
ヘンテコじゃないけど、その他らしいその他ですね。人気作家の手堅い小品なので順当な一位です。
◆
需要が少なくともわたしには確実にある(その他)目録です。
たぶん続くし教えてくれたら読みに行く!
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