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学園☆三國  作者: 私立叶慧学園
エンドレス☆徐庶
25/37

~七日目~

writer:みそラーメン


そして今日がやってきた。

不思議と昨日の疲れは無い。

まだ時計のアラームが鳴るまでには時間がある。それまでの間、もう一度しばし目を瞑ることにした。これは決して二度寝では無い。昨日の出来事を経てこれからの作戦を練ろうと思ったからだ。


(昨日は確か…高級レストランに劉備さまを誘ったんだっけ。でも「俺たちにはまだ早すぎないか?」って言われたのよね…。はあ…どうしたものか…)


やはり、諸葛亮ちゃんが居ないとわたし一人ではどうしようも無かった。それゆえに憂鬱だ。

ふと日付を見る、今日は火曜日、また火曜日だ。


(大丈夫…まだループしてる…ふわぁ~あ…)


突然、瞼が重くなる。

視界が黒に染まり、次第に靄のようなふわふわな世界に誘われてゆく…




「いっけなーい!遅刻、遅刻!」


なんであの時、目を瞑ってしまったのだろうか、二度寝はしないと決めたのに!

ああ、憂鬱だ!ああ、眠い!


(それで…いつも通りならこの十字路で誰かにぶつかるのよね…)


また劉備さまとぶつかるのを期待した。

だが…


「ッ!!?」


ドン!

何か鈍い音がした、同時に地についていた足が離れていく感覚に陥る。何かの気配を感じ、ふと横を向く。そこには走り去る大きな黒い車が横切っていた。轢かれたのだ。それを自覚すると激しい痛みが身体中を駆け巡った。


「っ…!!あの車…!痛っ…」


わたしを轢いて、車は走り去った。

意識が揺らいでいく中、遠くから救急車の音が鳴り響く。誰かが通報してくれたのだ。



次に目覚めた時は病院の一室だった。

時計を見る、時刻は21時を回っていた。どれだけ眠ったのだろう。そして今はまだ火曜日なのか?それを確かめる為に、わたしは痛む体を動かしてナースコールをした。


「院長!徐庶さんが目覚めました!良かった…」


駆けつけた看護師の一人が院長にそう言った。


「もうじき君の両親が来てくれるだろう。いや、しかし良かった!」


「一つ…質問しても良いですか?今日ってまだ火曜日ですよね?」


「ああ、火曜日だよ。それが?」


良かった、これでまたループできる可能性ができた。


「いえ…なんでも無いです」


「あー、それと劉備という男の子が君を見つけて通報してくれたんだよ。制服は同じだったからお友達かな?」


「劉備さ…劉備くんが!!?」



謎の車がわたしを轢いて、それを劉備さまが助けてくれた?また新しい展開だ。

まあ学校に行くよりは暇じゃない。どうせ明日もまた火曜日、あと三時間この痛みを耐えしのげばループする。起きれば自室に居る。


だから、眠ることにした。

交通事故には気を付けよう。

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