前へ目次 次へ 64/102 6 (6) 「夕食までくつろいでいるとよい」 そう言ってトワカさんは家から出た。 「いったいどういうことなの?トール?」 「どうもこうもないわよ。老人の気まぐれは私たち若者にはわからないわ」 「それはそうだけど……」 「あなたかわいいから色仕掛けで落としてみれば?案外効くかもよ」 「バカ!」 トールは舌を出していた。 (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6) (6)