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お触書 3

読んでいただきありがとうございます。

「コウリア国 」。




公爵様の花嫁募集で場内はバタバタしている。




私は、調理場のcookだ。

料理長や副料理長の作る調理の補助や配膳を担当している。本当は料理の腕も一人前なのだが、それはまた別の話。



食事をパーティー会場に運んでいると、廊下の並びの部屋から、ひそひそ話が聞こえてきた。



私は耳を立てる。



「兄さん。結婚する気 ないんだろ?」

「ああ」

「かわいそうにな。会場に集まってる女たちも」

「知ったことか。両親が勝手に決めたことだ」

「傷心した女たちの心のよりどころが、この俺様ってわけだ」

「・・・勝手にしろ」

「心に決めた人でもいるのか」

「さあな・・・」

「まっ、女たちは俺様に任せろ!おこぼれにあずかるからよ」




なんですって。聞きづてなりませんわっ。

いくらイケメンだからって、わたくし許せませんわっ!!

続く

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