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続十字架の拳師  作者: 東武瑛
6/9

弥二郎との別れ

李が酒店に戻ると弥二郎が待っていた。

李は弥二郎に簡単な型を教えた。

二人は練習が終わると遅い昼食をとった。

その後、弥二郎は仕事に戻り、李は部屋で手紙を書いた。

李は手紙を主人に渡すと出発した。

李は街を出て行った。

弥二郎は主人から手紙を渡され読んだ。

「弥二郎。私は、もう出発しなければならない。毎日、稽古を怠らないように」といった内容が書かれていた。弥二郎は思った。

「先生お達者で」

武館

「先生、あの男、街を出ました」弟子が駆け込んできて言った。

「唐が来る前に出て行ったか」陳が言った。

李は馬に乗って夕陽の荒野を走る。

暗くなった頃、村に着いた。

李はここで休む事にした。

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