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続十字架の拳師  作者: 東武瑛
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寺の老人

「弥二郎があの男から武術を習ってます」男がチンに報告した。

「それは都合が良い。タンが来るまでは、な」

チンが言った。

李は武術の練習が終わると散歩に出かけた。

街で武館の男達にあったが皆、素通りして行った。

李が街外れの寺に行くと老人が気功をしていた。

李が興味深く見ていると老人が近ずいて来た。

「興味ありますか」老人が聞いた

「はい」と李が答える。

「では一緒にやりますかな」

「ありがとうございます」

二人は小一時間、気功の練習をした。

「お茶を入れましょう」と言って老人は寺の中に入って行った。

茶を飲みながら、二人は武術と気功について話あった。



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