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もう生き返る事は決してない。

だったら僕は受け入れるしかないんだ。

人を助けられた事は、せめてもの救いかもしれない。

逃れられない運命。

人生がこんなにも呆気ないものだなんて。


僕の目には涙がたまっていた。

何故だか、すごく悲しくて…。

その時、細いけれど温かい腕が僕を抱きしめていた。

「急に人生の終わりをむかえたら辛いよね。私だってそうだった、私の人生は何だったんだ?って考えた。でもね。私は気づいたの。報われない人生だったけれど、時雨と出会えた事は嘘ではない。時雨と出会えた事は、私にとって大切な思い出。こんな人生だけど、出会えた事は良かったなって思えたの。」彼女は一度そこで言葉を区切った。


そして、続けた。

彼女の悲しい過去を。

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