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僕は思い出した。

何故、忘れていたのかはまだ分からない。

睦月は、僕の恩人だった。

でも、不可解な点がある。

彼女は、僕を助けてくれた時の見た目の年齢は、16歳くらい。

あれから、10年以上経っている。

幼稚園だった僕は、高校生になった。

なのに、彼女は全く変わっていない。


それは…。

僕が彼女を忘れていた事と関係があるのだろうか?


僕はそこで夢から覚めた。

「睦月…睦月!」僕は睦月を呼んだ。

「なぁに、時雨?」睦月はそういいながら、僕の所へ来た。


「思い出したんだ。僕は。睦月。君は昔、公園でいじめられていた、僕を助けてくれたよね?」

睦月は懐かしそうに頷いた。

「でも」僕ら言った。

「どうしたの?」と、少し暗い笑顔で僕の方を見た。

「どうして、睦月はあの時から歳をとっていないんだ?」僕は彼女に問いかけた。

彼女の顔は真っ青になった。


まるで隠していた知られたくなかった事が知られてしまったかのように。

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