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非常に優秀で猟奇的な弟子  作者: 月夜烏
プロローグ
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プロローグ どうでもいいが名刺はタダじゃない

初めて書きました。

お見苦しい点多々あるかと思いますが読んでくださった方でお手数でなければここがダメだと言ってやってください。

 突進してくるグールを半歩身体をずらし刀で真一文字に斬り裂く。

「まいった、タバコ吸うヒマもない」

 ぼやいて次のグールの相手をする。何の苦もないただの作業だ。

 無数に犇めくこいつらを全部相手にしていたら日が暮れる。

 日が暮れなくても余計な犠牲が出るかもしれない。

 足に力を込め上階へダッシュを始める。

 情報によれば3階に大物がいるらしいとのことなのでまずはそちらから殺ることにする。

 この手のグール大量発生は大物に釣られて出現していることが多いからだ。

 邪魔なグールは全て斬り飛ばし3階に到着する。

 そこでは巨大な緑色の塊が暴れまわっていた。

 ゴーレムの一種だろうか。不細工極まりない。

 ホルスターから抜いた拳銃で胴を撃ち抜く。硬さが知りたかっただけなんだがあっさり貫通した。

 でかいが縦に真っ二つにするのが良さそうだ。

 こちらに向かってくる緑色の身体を足台にして跳躍する。

 狙うは脳天。

 柔らかい感触、一気に足元まで斬り伏せる。

 一瞬の間をおいて崩れ消えていく緑色。

「やれやれ、これで一息だな」

 タバコを取り出し火を点ける俺。

「ここ、禁煙ですよ」

 制服姿の小柄な女の子が緑色の崩れた先から話しかけてくる。

 忘れていたがここは高校だ。

「失礼」

 一言謝ってタバコを携帯灰皿に放り込む。

「まだ全部片付いたわけじゃないから教室にいたほうがいいよ」

 一応忠告しておく。緑色が消えたと同時に大分数が減っているがまだグールはいる。

「先ほどからずっと貴方を見ていました。名刺頂けませんか?」

 駆除士の名刺なんてどうするつもりだろうか?

 何か嫌な予感もするが断る言葉が見つからず名刺を渡してしまう。

「ありがとうございます。お仕事頑張ってください。それじゃまた」

 また?まぁいいさっさと片付けて家に帰りたい。

 刀を肩に担ぎ上げグールの駆除作業に戻る俺。

 まぁいつも通りだ。

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