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【第三章、完結】私、曇りの聖女と呼ばれたけれど! ~転生悪女が授かったトンデモギフトの正体は何?~  作者: 川崎悠
第3章 天蓬元帥

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98 登場人物

◇カーマイン・マロット

 マロット公爵家の長女。長い赤髪、赤い瞳。

 現代日本からの転生者。

 前世の年齢はそこそこだったが、精神年齢は今世の体に影響されている。

 王立学園の一年生。ヴィンセント王子の婚約者候補。

 マロット公爵家には年齢の離れた弟がおり、家を継ぐ予定はない。

 世間的には名称不明のギフト持ちであり、教会に足繫(あししげ)く通っていた様子から『(くも)りの聖女』と呼ばれている。

 学園に入学する前、乗っていた馬車を襲撃され、火を放たれたことがある。無傷だった。

 夏季休暇を利用し、アイゼンハルト領を訪れている。

 ギフト『斉天大聖孫悟空せいてんたいせいそんごくう』。

 能力は孫悟空の力が使える。


◇ヴィルヘルム・アイゼンハルト

 アイゼンハルト小侯爵。二十一歳。銀髪に緑色の瞳。

 性格は穏やかで理性的。文武ともに実力がある。

 王家から人格面も能力面も評価されていいて、騎士の中の騎士とも言われている。

 立場が違えば、ヴィンセント王子の側近となっていたのは彼だった。

 ジークヴァルトの兄。

 アイゼンハルト家と縁をつなぐ名目でメリッサ・コーデル伯爵令嬢が婚約者候補。

 ギフトは持たない。


◇ラグナ・ヴォルテール

 ヴォルテール辺境伯令息。逆立ったワイルドな雰囲気の黒髪。体格がいい。

 瞳の色は炎を思わせる紅。

 性格は豪胆でガサツ。直感で物事を判断し、即決で動くことも。脳筋タイプ。

 貴族としての矜持も高く、誇りを持っているため、やや傲慢にも見える。

 同性に好かれ、慕われる〝兄貴〟気質。妹がいるらしい。

 カーマインと出会い、話したことをきっかけに、現在はギフト関係の調査をしている。

 ギフト『聖嬰大王(せいえいだいおう)紅孩児(こうがいじ)』。

 能力は紅孩児の力が使える。



【学園関係】

◇セラフィナ・アスティエール

 アスティエール子爵令嬢。長い金髪に青い瞳。一人娘。

 性格は善良で純粋、天真爛漫、猪突猛進。思い立ったら即行動タイプ。

 入学までほとんど領地の田舎育ちだった影響か、淑女らしくない。

 王都に来てから改めて洗礼を受け、入学前に『聖女』のギフトを持つと発覚した。

 貴重なギフト持ちとして狙われているらしい。

 王家と教会から注目されている存在であり、目をかけられている。

 夏季休暇を利用し、ヴィンセントたち、通称『G4(ジーフォー)』と呼ばれるメンバーとともに各領主と交流しながら王国西部の実家に向かっている。

 ギフト『聖女』。

 能力は、破魔・浄化・治癒・結界など。


◇ヴィンセント・フォン・グラムザルト

 グラムザルト王国の第一王子。金髪碧眼。

 性格は冷酷、冷静、合理的。国益のためならなんでもするタイプ。

 王立学園一年生。カーマインは婚約者候補。

 弟妹がおり、第二王子は十四歳、第一王女は十二歳、第二王女は十歳。

 現在は『聖女』セラフィナの護衛と交流、視察も兼ねて同行している。

 ギフト『太陽の覇道(はどう)』。

 能力は不明。


◇ジークヴァルト・アイゼンハルト

 アイゼンハルト侯爵家の次男。近衛騎士候補、騎士。短い銀髪に緑の瞳。

 性格は短気で傲慢、プライドが高い。強い相手は認めるタイプ。脳筋系。

 兄に対するコンプレックスを抱く。

 『聖女』セラフィナには好意を抱いている。カーマインに対しては敵意を向けている。

 ギフト『不落(ふらく)の守護者』。

 能力は身体能力の向上、体の硬化・防御能力の上昇。

 あらゆる攻撃から対象を守り抜く献身と守護の力。


◇ジュリアン・ヴァレンシュタイン

 侯爵家の三男。長い青髪、青い目、眼鏡。

 頭脳明晰。性格は真面目、疑い深い、寡黙。

 長兄の小侯爵は結婚しており、次兄のウィリアムは学園卒業済み。

 次兄ウィリアムの婚約者、レティシアに憧れている。

 ギフト『真理の探究』。

 能力は鑑定・解析。また使い魔として二匹の黒い犬を使役できる。


◇ベネディクト・サンプリエール

 王立学園の一年生であり、聖職者。教会関係者。

 黒髪に黒い瞳。大人しく、信仰心が強い。

 陰のある印象で、セラフィナに対しては執着心があるように見える。

 ギフト『深淵(しんえん)福音(ふくいん)』。

 能力は〝影〟の操作。

 使い魔のように使役することも、穢れを取り込み、浄化することも。



◇レイナ・ブランシー

 公爵令嬢。王立学園二年生。現・生徒会長。長い銀髪。


◇セシル・ランバート

 伯爵令息。元・生徒会役員。

 選管の仕事でカーマイン・セラフィナと交流がある。

 一度、カーマインに言い寄ったことがあるが、追い払われた。

 元・生徒会ではレイナを慕っていた。


◇メリッサ・コーデル

 コーデル伯爵令嬢。王立学園一年生。

 ピンクの長髪で腰まで流した髪とは別に、ツインテールを作っている。

 髪色の影響か明るく目立ち、印象に残る女性。

 ジークヴァルトに好意を寄せているらしい。

 コーデル伯爵領は、アイゼンハルト領に程近く、鉱山を所有している。

 そのため、アイゼンハルト家と政略結婚の予定。

 家を継ぐ弟はいるが、年齢の近い兄などはいない。


◇レティシア・ボルネ

 ボルネ伯爵令嬢。三年生。

 プラチナブロンドの長髪。

 温和そうで気品がある。上品でお淑やかな、お姉さんの雰囲気。

 ヴァレンシュタイン家次男、ウィリアムの婚約者で、円満な関係。

 卒業ととともに結婚する予定。

 ジュリアンが片思いする相手。そのことには気付いておらず、彼を義弟としか見ていない。


◇エミリア・ラウゼン

 ラウゼン男爵令嬢。

 誘拐されかかっていたところをカーマインに救出された女子生徒。

 そのあと、セラフィナに見つかり、保護されている。

 髪色を変えたカーマインの姿を見ており、自分が助けられたことを知っている。

 ただし、縁がなかったため、カーマインの正体はわかっていない。



◇マレーネ・シトラス

 侯爵令嬢。入学後、G4の説明だけしてカーマインに追い払われた。


◇ルチアーナ・ベルゴ

 伯爵令嬢。〝香水事件〟の犯人で注意を受けた。



【その他】

◇ゴロッソ・レギデーシュ

 レギデーシュ商会長。護衛にルドロフ、マルガルフを雇っていた。

 賊と通じており、支援物資の略奪などの行為にも手を染めている。

 『白骨夫人(はっこつふじん)』のギフトを宿していると思われる黒水晶を所有していた。

 アイゼンハルト領を襲った魔獣災害の黒幕と通じていた様子。

 現在、ヴィルヘルムたちに捕まり、拘束されている。


◇?????・コーデル

 『先生』と呼ばれていた謎の男。

 ピンク髪に丸形の眼鏡をしている。

 喋りたがりで性悪な性格。

 ギフト『天蓬元帥(てんぽうげんすい)猪八戒(ちょはっかい)』を宿す黒水晶を所有しており、それを使役していた。

 ヴィルヘルムにより首を切られ、死亡。

 ギフト『???』。

 能力は不明。


◇ルドロフ

 熊のような大柄な男。

 武人らしい様子で実力も伴っている。

 ゴロッソ会長の護衛を務めていたが、先に〝先生〟の配下だった。

 湖の戦いでヴィルヘルムに敗北し、片目を失う。

 現在は拘束され、アイゼンハルト家に拘束中。

 ギフト『黒風大王(こくふうだいおう)』。

 能力は、黒風大王の力を使える。※熊の獣人化、黒槍、黒鎧など。


◇マルガルフ

 存在感の薄い男。

 〝先生〟の配下だった。

 ヴィルヘルムにより首を切られ、心臓を貫かれ、死亡。

 ギフト『黄風大王(こうふうだいおう)』。

 能力は、黄風大王の力を使える。※テンの獣人化、三昧真風など。


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二番目にヴィル様の紹介が入ってるだけでニヤニヤしている気持ち悪い人間は私です。 ピンク髪の先生、コーデル家関係者なのが確定してる!まぁピンク髪って特徴的すぎるしなぁ。 ルドロフ生きてるのか。てことは…
三章お疲れ様でした! 毎回手に汗握る勢いでワクワクしながら読んでます。ヴィルヘルムくんは、ミニ八戒とタッグを組んでギフト使えるといいなぁと思いました。 それとは別に、誤字脱字報告できないのでこちらで…
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