僕たちの友情→私たちの友情? 2人の友情→乙女5人の友情?(え!どうして?)
単純なTS物に、寄せないように、して行きます。
テーマは「友情」です。でもギャグの物語です。
どうぞ、お楽しみください。
《プロローグ》
僕は幹人、高校2年。夏休みにクラスのキャンプで来てる。いま、親友の蔵人と罰ゲームを受けてます。
僕は、異世界、ファンタジー物のラノベ、マンガ、アニメが大好きです。
クラスでは、いつも蔵人と一緒に、異世界、ファンタジー物の話しをしていました。
たまに、蔵人のところへ行くと、蔵人はVRMMOゲームが大好きで、毎日かなり長時間プレイしてるみたいでした。
僕は、蔵人に友情を感じているのは、いつも上から目線で見ようとする、クラスメートとは違って、自分と対等に見てくれているところにもありました。
僕は、姉がいていつも上から目線で話してきます。そこは、蔵人も同じようでした。
今日の罰ゲームは、デキレースだったようですね。それは、誰かの姉か妹のもの? 普通ならお母さん達のサイズでしょう!
キャミソールの短いワンピースや、サンダル、下着まで揃えてありましたよ。
それも、僕たちは、小柄でしたから入るんですよ。普通の男の子では、キッチ、キッチ、でもいい方。むしろ、破れちゃっているしょう!!
いつもクラスメートからの扱いは、そんなものでしたからね。
男子だけでなく、女子までも、カッワイイねって、「キャッ、キャッ」と笑っていましたよ。
変な男に、可愛い女の子と間違われて、襲われないようにしてね、って楽しそうに、みんなで一緒に、笑っていましたよ!
池を半周歩いたかな? 反対側にキャンプの明かりが見えてました。ライトはスマホのライトだけで歩いてます。
お互いに僕は、あだ名が「ミキ」で、蔵人を僕は、「クラト」と呼んでいました。
そこに、突然、人影が? かなり大きい! 2mは越える? 本当に可愛い女の子と間違われて、襲われてるのか? ええ!
その男は、僕たちに突進して来て、両脇に抱えながら、池に飛び込んだ! あれ、池の一部が光っている! そこへ着水!!
気づくと、薄暗いのかな? 体が動かない。重いまぶたを上げようとしたら、少しだけ開いて、あれ、池のなかじゃない!
よく見ると、どうやら、洞窟のなか? 一段高いところにいるようだな!
なにか、騒然としていました! 男の声で「奴らは、あの崩れてきた柱のところに集まっているぞ!!」
「崩れた柱と一緒に、大きな男と女の子が二人落ちてきたみたいだ!」
その声の方を見ると。あれ! これはアトラクションか? 鎧を着て剣を持った騎士? が何人か身を乗り出して見ていた。
「あの人達は動いていないぞ! 落ちた時に、亡くなったのかな!!」
「あいつ等、あの死体を食べるみたいだな! こっちへ運んで来てるぞ!!」
「じゃあ、こっちは降りられないから、今日はここで、このままいることになるのかな?」
「ああ、さっきの柱の影響で、ここの階段が崩れたから、助かっているんだからな!! そうじゃなかったら、もう攻め込まれていたんだぞ!!」
「ああそうだな! 今はそのほうが、安全だろう。しかし、荷物が下にあるから、食料もポーションもないぞ!!」
少しだけ開いた目から、下が見えてきた。かがり火を焚いたんだろう。
見えているのは、オーガ/オーク/ゴブリン? ゲームでお馴染みのモンスターの姿だった!!
まだ、僕は、状況が分からない。そして、意識が遠くなって行った。
しかし、「ミキ! ミキ!」と繰り返し呼ばれて、意識が戻ってきた。
「あいつ等、もうみんなで、食べ始めているぞ!!」その声で、かがり火の方を見ると、僕も、クラトも、群がっているモンスターに、食べられていたよ!!
なんで自分の姿を見れるんだ!! 幽体離脱! じゃあ僕たちは、死んだのか? でもだれか、女の人が僕のことを、なでていた。ぬくもりも感じていた! でもまた、意識が落ちてしまった。
《エピソード01》ここって、始まり?
意識が戻った? いや夢か? 女の子がいた。自分は「ミキシリアーヌ」だと言っていた。愛称は「ミキ」だと。
あれ、愛称は同じ? なのか?
その子は、そのまま話しをつづけていた。私は前世は、地球の日本にいたんだ。時代は令和。事故で亡くなって、この世界に転生したの。
この世界で16年間生きたけど、辛いことしかなかった。それに前世を思い出したから、更にとてもつらかったのよ!
今度は、また、地球の日本で、やり直しできるんだよね。この世界の管理者が、私にそう言っていたの。
それで、その管理者が、今の私の記憶を引き継いで、そのまま「ミキ」を、あなたに続けて欲しいんだって!!
わたしにとっては、この転生は、まるで人生が罰ゲームのようだったわ!! もうとても、辛かったの!!
(え、それって! 僕は、キャンプの罰ゲームを、やっていただけなんだぞ!! 人生が罰ゲームだって!! 冗談じゃないぞ!!)
フフン、とても焦っているようね! でも、嫌なら食べられた体を再利用できるみたいよ!
不老不死のスケルトンで、復活できるみたいね!! 魔獣になっちょうけどね!! あなたはそれを選ぶのかな?
それは、ここの管理者と自由にやってね!! じゃあ、私は行くから。バイバイ、さようなら!!
ああ、ちょっとお! なんでこんなことに、なっちゃうんだよ!!
そこから、急激に何かが。 誰かの記憶? それが、頭に流れ込んできた!! ああ、とてもキツイな!!
また、意識が落ちていくのか...。
気がつくと、とても騒がしい。また重い瞼が少しだけ開いてくれた。
そこから、見えたのは先ほど、僕たちを食べていたモンスターが戦闘をしていた!!
相手は、騎士や冒険者達? 助けがきた?
薄れていく意識の中で、耳に入ってきた。
「ミキは魔力切れでも、死に戻って来たから良かったわ! 助かったら、マナポーションをもらいましょうね!」
この声は、聞き覚えがある。リーダーの女剣士ミカルの声ね!
「うん、分かっているわ。でもまた、顔が土気色になったらと思うと、心配なのよ!」
この声は、神官のリリーよね!
フン、ミキは意外と、しぶといからね、大丈夫よ!
この声は、学者肌の水魔法使いのシェニーね! みんな、心配してくれてたんだね!! ありがとう!
《エピソード02》ここから逆転?
あれ! どうして? ここの人たちのことが分かるんだろう?
でも、同じパーティ仲間の3人よね。さっきの女の子は、夢じゃなかったんだ! じゃあ、これは、記憶の引き継ぎ?
そうとしか、考えられないよ! じゃあ、これから、『人生が罰ゲーム』も引き継じゃうのかしら? そうなんだわ!!
この世界の管理者なんて、出て来てないじゃないの!! 勝手に決めちゃったんだね!!
何か頭に直接響いてくるわ? 「フッハハハ!! いや、勝手に決めちゃって、悪いね!! おわびにギフトをあげるよ!」
え! こんなんで、終わりなの? もう、冗談じゃないわよ!!
誰かが、ほほをゆすっている? 「ミキ! ミキ! 起きて!」
フット目が覚めると。リリーの膝の上だったの。それから、女剣士ミカルが私の上半身を助け起こしてくれた。
マナ・ポーションだからね。そう言って、飲ませてくれた。ありがとうミカル!
少しすれば、魔力切れから解放されるからね! それは水魔法使いのシェニーだったわ。
少しづつ、体のコワバリが消えてきて、体が自由に動くようになってきた。
いま、急ごしらえで、ハシゴを作っているからね。歩けるかな? ダメなら、あの男たちが、喜んで担いでくれるわよ!
でも、嫌でしょ? 私は、フット『嫌だ!』と湧いてきたわ。 うん、ミカル助けてくれる?
うん、私も男たちに触られるのは嫌だからね!!
そうして、ゆっくりと立ってみた。立てるね! じゃあ、歩けるかな? 少し歩いてみた。うん、歩けるよ。
それで、モンスター達は?
ああ、デカい奴には逃げられたみたいだけどね。あとは、殲滅したみたいだよ!
そうして、ミカルが背後に落ちないように、付いてくれて、少しずつ、ハシゴを降りていったわ。
何か、シーフが持っていた。ああ、クラトと僕のスマホだ! 思わず手を出してしまったわ。でも何故か、渡してくれたわ?
これから、城に戻るからね。また、出直しするのか、どうするのかは、その後だね!! とミカルは言っていた。
私たちは、ほろ馬車に乗った。ミキは、まだ横になってな。とリーダーのミカルが言っていた。
その通りに、横になると、これだけで疲れていたのか、すぐに眠ってしまった。
《エピソード03》ミキってどんな子?
私は、また夢を見てるのかしら? いいえ! 最近の出来事ですね。
数カ月まえに、このパーティメンバーは、学園を退学して、貴族籍も削除されていたんです。
それは、...。先に、このパーティメンバーの結成から...かな?
中等部に入学した頃に、学費稼ぎで、素材採取の冒険者になったんですね。この頃からか!
同じ学年なのに、みんなして末っ子。私だけ、早生まれなので、みんなしてお姉ちゃんぶっていたわね。
みんなして。姉の目線的になって、高圧てきな態度だったわね。
しかも、私だけ家に帰ると、ハウスキーパー兼用のメイドをしていたわ(お掃除、洗濯がメインだもんね!)。
それは、私の母が後妻で、私は連れ子だったから。え!! 私って人種族じゃないの? エルフ、...ハイエルフなんだね!!
じゃあ、あのミキも『人生が罰ゲーム』だったから、人生が60年じゃないよね。ええ!! 千年もつづ...続くんだ!!
それじゃあ、絶望しちゃうよね! でも、自分だって嫌だな!! これって、もう引継いじゃっているんだよね!!
そうなると、スケルトンがいいのか? 『人生が罰ゲーム』がいいのか? わかんないわね!!
エエッと、続けます。数カ月前に、水魔法使いのシェニーが、お金になる素材を見つけた。
そう言っていたので、みんなで良くわからないままに、大量に実験室に集めていたら、実験室が吹っ飛んでしまったのよ!!
その素材が、爆薬草っていう草の実だったの。ダンジョンにたまたまあった。そう言ってたけどもね。
本当は、素材採取の冒険者仲間、シーフのガルアランが、少量を使っていたのを、目ざとく見つけた、だけなのにね。
学園長は、その珍しい草を、自分が発見者になりたくて、結局は、先ほどの処分で学園を追い出されたのよ。
それぞれの家門も、末っ子ごときで、弁償はしたくないからね!! (後妻に入っても元が取れないのね!)
それで、私たちは、パーティメンバーそのままで、冒険者として、独立(追い出されたのでね!)したんですよ!
こんな感じで、記憶が入り込んでくるのかな? さっきは、もうこの体のミキに支配されて、怒ったりしていたよ!!
まだ、どこかに、あのミキの破片が残っていたりするのかな?
あれ、さっき助けを呼んだのって、シーフのガルアランだったわよね? なんで、シェニーと組んでみたりしたのかな?
《エピソード04》このパーティって?
「ねえ、さっき洞窟でミキを担いで、降ろそうと相談してた時、騎士達が妙に志願して、集まってきたわよね。
ああ、ミカルそれはね。きっとシュニーが、水魔法であの階段にバリアを何枚か張ったでしょう。次々突破されたけどね!
あの時に、最後のバリアの突破で崩されちゃったからね! あの周辺は、水しぶきがすごかったのよ!
あれで、お姫様は足を滑らせて、転んで頭を打っちゃって、失神してたでしょう!
「それって、マズくないのか!! バレたら、首を跳ねられるぞ!!」ミカルがとても、焦っていたわ!!
たぶん、あのバタバタだからね。侍女は、モンスターに攻め込まれるって夢中だったし、気付かないと思うわよ!
その時に、ミキはいつもの短パンでしょう。
ローブの裾をまくって、ミニスカート、...超ミニスカートっぽく見えちゃっていたでしょう!! もう太もも丸出し!!
しかも、それで、二―ハイストッキングまでも、丸見えだったのよ!!
騎士達は、そっちへ目が釘付けになって、いたからね!!
それって、あの状況で、そんな状態なら、騎士達もマズくないのか!! ウッソだろう!! こっちは切り込みを覚悟してたってのに!! なんだ!! 腹が立ってきたぞ!!
でも、そんな理由だけじゃ説明がつかないぞ!! 私は、ミキが魔力切れまで風魔法で、防いでいたからかな? そう...
◇◇◇◇◇◇
なんなんの? この仲間の会話って、私が命がけで守ったのに!! 何で...色仕掛けみたくなってるの?
それでも、ミカルは私を守ろうとしてるのよね。前はもっと冷たく感じてたのに、少し嬉しいな! 少しは味方はいたのね。
《突然現れた!!》ゴメンね! 男たちの注目は私のせいなのよ!
あれ? 今度は夢にピクシーが出てきたわ?
トンボのように長い羽根の妖精が、話しかけてきてるの?
私は、精霊石に封印されていたのよ。あのお姫様が持っていて、転んだ時に、あなたの足元へ飛んだのよ!
本当は、解呪が必要なんだけど、封印が解けちゃったみたいね。私は、別名ラブリー・フルール(愛の華屋さん)なのよ。
だからね、注目が集まちゃっうのは、仕方がないことなのよね! 当然! 必然なの!!
ええ!! 今度は、変なのが、更に追加されちゃっているんだ!! ミカルで少し希望が出たのに、罰ゲーム度マシマシ?
もう冗談じゃないわよ! 心の整理をって思って、考えてたのに、...! 先に、男からの防御が始まるの! ...。
《エピソード05》王女さまが戻る?
あ、でもこのミキの記憶にあるわね! そう、家ではハウスキーパーの侍女専門だった。
だから、行儀って、教わっていなかったんだよね。
みんなで一緒に、食堂のウェイトレスの依頼を受けた時のこと。
休憩所の扉を閉め忘れて。そう、これもまた、ミニスカートだったわ。
二―ハイストッキングを直すのに、スカートに手を入れていたら、...。
知らない間に、ホールの男性が目で私のしぐさを追っていたんだよね。ミカルがそれ気付いて、扉を閉めてくれたわ。
そのあとで、ミカルから、さんざん怒られてたっけな! でも、クラスの女子なんかは平気で机の下でやっていたよね。
あ! 僕も普通に思っていたけど、...目で追っていたよ。男って本当に...。え! じゃあ、今は自分が目で追われる方なんだ!!
これからは、そう言う注意が必要なんだよ。怒られても、当たり前なんだわ!!
この記憶のミキは、怒られたので、恨んでいたんだよね。それで罰ゲームの被害と感じちゃったんだよね。まあ、姉的な言い方にも問題があるけどね!
じゃあ、視点を変えたら? 学びにはなるし、ミカルとかシュニーは、そんなことで怒っていたんだね。でも気にしてくれてはいるんだね?
◇◇◇◇◇◇
「ほら! ミキ! ミキ! 起きてよ! 城に着いたよ」ああ、ミカルの声だった。あれ? ミカルが膝枕? してたんだ!
城に着いた、私たち。本来は女騎士の寮みたい、でもあのお姫様の指示で、上級侍女の相部屋になったわ。4人部屋です。
それに、上級侍女たちが、あんた達には、一生着れない上級侍女服だからね! と真新しい服をハウスキーパーの侍女に、持って来させてたわ!
洞窟で汚れてるから、私がそれに着替えてます。すると、シュニーが、ミキだったら家ではハウスキーパーの侍女服でしょう。あんたには、勿体ないわね。そんなイジリを始めちゃっていました。
すると、学園を今年卒業したばかりの王宮侍女が! みんなを知ってる人が、...。あんた達って、学園退学で貴族籍はく奪でしょう!!
何を言ってるんだか!! みんな庶民じゃないの? 庶民が階級付だなんて! まるで、スラム街のドブネズミ連中と同じだよね!!
そう言ったので、王宮侍女の先輩達も、一緒になって私たちを笑っていましたよ!! じゃあ、みんなで一緒に、ハウスキーパーの侍女服が似合うでしょう!! それに、着替えなさいね!!
私たち4人は、シュンとして、持って来られたハウスキーパーの侍女服へ手を伸ばしたら...。待ちなさい!!
その声は、あのお姫様でした。さっきから、見ていたわ! と王宮侍女へ厳しい視線が!「私の指示に不満があったのね!! 皆さんお偉くなっちゃってたのね!! 凄いわね!!」と、とても怒っていたわ!!
王宮侍女たちは、勝手なことをしていました。それで、もうひたすらに、あやまっていましたよ!! 王女殿下、お許しを!
王宮侍女たちは、許されて、部屋を出て行きました!
それから、王女殿下は、私だけを指名をしたので、付いて行きました。(でも、何で私だけ? 何かしちゃってたかしら?)
《エピソード06》王女さま!え、クラト?
私が王女さまとお付きの侍女に、付いて行ったの。廊下で出会う人達は、みんな、恭しく、頭を下げて行った。
騎士たちや事務官たち? が、私を見ると、変な目で見ていたの。まあ、見かけないからなのかな?
イヤ! イヤ! あれは、違うわ!! 目がギラ! ギラ! ギラ! だよ!! あれって、ミキの記憶だとイヤラシイ目!
ああ! あのピクシーがやっているのかな!! もう、そんな目で見られるって、ミキの記憶だと...あったわね!
でも、僕、幹人の記憶だと初めてだよね! 女の人って男の目に敏感ってこのこと? だったんだわ!!
そして、遂に高位の貴族? とても王女さまも丁寧に、挨拶をしてるよ! 通り過ぎるまで、頭を下げておこうっと!
それが、突然話しかけられたの!! 「大変ぶしつけで、恐縮ですが、お名前をお聞きしてもいいですか?」
(もう、私って、ただ、ただ、困っていましたよ!! どうしていいのか、分からないんですよ!)
すると、王女さまが、「公爵殿! 私に用があるので、後にしてくださらない?」
「いやあ、これは、大変失礼しました!! 何となく惹かれてしまったんです。お許しください」そう言って足早に、逃げて行ったわ!
それから、王女さまの部屋に入って、侍女を下げたの。それから「やあ! ミキ! 見事にモブ女の、アバターになりきっているんじゃないか! 男に声を掛けられるなんて! 大したもんだよ。サブ垢で遊んでたね!」
え、それってクラト! でいいのか?
そう、まるで異世界物の世界? 僕は、乙女ゲーに転生って感じがするね! しかも、私には、ヒロイン役決定だね!
VRMMOもいいけど、これは実感が最高だね!! 女の子だし、胸も本物だった!! アニメにもよくあるテンプレ!!
さっきは、あのパーティとか、うちの侍女たちに気持ちが良かったよ! 私って隣の大国の王妃になれるんだから最高ね!!
ねえ、クラトって、僕だといつ分かったの?
そんなの簡単だよ。シーフのガルアランから、スマホをもらっていただろう? この世界じゃない人には分からないよね!
え! それならば、シーフのガルアランは、なぜ私に? あ、いや僕に渡したんだろう?
それって、単純に設定じゃないのかな? いやあ、こんな乙女ゲーのVRMMOを買おうと思っていたんだよ!!
え! じゃあ、そのストーリのまま進んでるのか?
いや、分からないね! 何しろ去年の初めに、色々とストーリを見ただけ、だからね。どのゲームのこれって分かんないんだよ!
じゃあ、大筋でこう進むとか、こんなルートがありそうだ! そんな感じだけなの?
そう! そのほうがいいだろう! 僕は、RPGのように進むのが好きだから、もう最高の体験ができそうだよ!
(こいつ! 相変わらず、現実とゲームの世界が入り混じっちゃっている奴だな! この世界ってリセットボタン有り?)
《エピソード07》パネル出る!え、説明?
クラトは続けていた。いや、でも確かに少し違うんだよね! MAPで、コントロール・パネルが出ないんだよね? 分かる?
ええそうでしょうね! それはもう、当然、必然の結果なのよ!! 略称名:『パネル』で出てくるわよ!!
ウワー! なんだ! このピクシーって、しゃべるんだ!! ただのミキの飾りかと思っていたよ!!
いやあ、凄いな!! これぞファンタジーだよ! 感動するね!!
しかも、よく見ると本当に飛んでるんだよ!!
某有名なフィギュアのサイズ(30センチ未満)じゃないか! とっても可愛いしね!! ♡♡♡
あれ! クラトって、このピクシーが見えているんだ!! みんな、誰も気づいていなかったのにね!
それは、そうでしょうね! だって王女さまは私を封印した精霊石を持っているんだからね!!
本当の持ち主は、王女さまですから!
ええ!! そうなんだ! それで、君の加護って、...。あ! それよりも先にあれを出さないとね!!
「パネル」! おお!! 出て来た、それらしいのが!! ミキって見れるかな?
うん、クラトの画面が見えるよ!!
2人で、色々と眺めた結果、気づいちゃったんです!!
『リセット』などありません!
『予備機』もありません!
まして『チュートリアル』や『ヘルプ』すら、ありません!!
クラト! これってマジもんだぞ!! 死んだら終わり! やり直しも出来ない!
これって異世界物だけど、ゲーム機? 乙女ゲー? そんなんじゃあ、ないぞ!! 大変だよ!!
フーン、いいじゃないか!
現実世界には、全く自分の未来を、感じていなかったからね!! こっちの方が人生楽しそうだね!
お前な、本当に王妃になって、女として生きるつもりなか?
フーン、そんなの。『リセット』しちゃえば、またやり直しができるだろう?
クラト! さっき見ただろう!! そんなものは、ないんだからね!
じゃあ、僕は自分たちの体が、モンスターに食べらちゃうのを見ちゃったんだよ!! 女が嫌ならば、戻れるの?
ミキが言う通りなら、また男に戻って! 「やり直し」なんて、できないんじゃないのか?
あ!(そこで初めてミキは気づいた!) そうだよな! 周りに順応するのに夢中だったから、...全然考えてもないよ!!
そこで、ピクシーが「ミキ、女なら大丈夫だよ!! 私の加護で男から愛されるからね!! 安心して、選びたい放題だよ!!」
そこで、王女さまは思いついた! あれ! じゃあ、ピクシーちゃんて! 私の逆ハー(逆ハーレム)ルートの扉だったの?
ウーン、さっき王女さまの頭に浮かんだ物語? だったら、そうなんだろうね!!
だったら、ミキが逆ハールートの扉を開いたから、私は平和に過ごせるわよね!!
それは、どうかな? いまは、私は自分の意志で持ち主が選べるのよ! だから、今から王女さまでもいいんだけどね!
それって、何とかできないの?
ウーン[☆ミ]! じゃあ、王女さまも私の友達になってね! 困っているときに助けてあげるからね!
そうして、ミキと王女さまは、ピクシーちゃんと相談をしていたわ。ピクシーちゃん、愛称はフルール。
それで、フルールは、加護を弱めるため、人前では精霊石に入る。
それから、フルールは他にも力があるので、2人の相談に乗ってくれる。それとこの世界の事を教えてくれる。
精霊石は、王女さま(クラト)がもつ。王女さまは、フルールの大好きな甘いお菓子を用意する。
しばらくは、2人が近くの方がいいので、ミキは王女さまの話相手の侍女になる。
その日から、ミキは王女さま付きの侍女となって、王城内に部屋をもらったの!!
次回は、《エピソード08》パーティ3人!扱いは? ...お楽しみに (^^)/
《エピソード08》パーティ3人!扱いは?
あれから、1週間が経ったわ。王女さま(クラト)はその場で、私を王女さま付きの侍女としていたわ。
周りの人たちは、その場で王女さま付きの侍女兼話し相手として、丁寧に扱ってくれていました。
王女さまが、私とあのパーティ3人との、今までの出来事を聞きき出しては、笑っていましたよ。
入れ替わってもミキは、ミキの扱いになっちゃっていて、このままだとダメだね! まあ、任せなさい! と言っていましたよ。
私は、このミキの記憶をそのまま、話ちゃったから、あの3人は大丈夫かな? と少し心配になっていました。
まあ、王女さま(クラト)は、そこまで酷いことをする性格ではないので、酷い『ざまぁ』は、ないとは思っていましたよ。
今日は、お休みしているお付きの侍女のところへ、連絡に来ていました。場所は、あのパーティ3人との相部屋の隣部屋でした。
寮長さんと会って、貴方凄いわね! 王城内に部屋をもらったんでしょう! もう、いきなり出世頭になちゃってね。
話は王女さまから聞いたよ。あの退学と貴族席の削除、家からの追放から3カ月くらいなのかな?
貴方に料理から洗濯・掃除までやらせて、自分達はそのまま貴族の令嬢扱いさせて、なにも手伝わないでね!
苦労してるから、報われてるんだからね! 良かったわね! (え! これって、あの来世に行ったミキの、苦労の結晶なの?)
私たちだって、お手当があるから、従っているんだからね! だから、庶民になったあの3人には、社会勉強をさせているわよ。
庶民は、自分の事は自分でする! 何の理由もなく、やってもらえることはない!! これを教えているからね!!
私は、王女さまのお付きの、侍女の部屋に向っていた。その部屋の辺りで、誰かが怒られている声が、聞こえてきた。
「あななたちは、何度教えれば分かるの!! 直ぐに手を抜いて、もう見張らないと、シュニーやリリーはダメみたいね!!」
そして、長い棒で、手のひらを叩かれて、泣いてるシュニーやリリーがそこには、いたわ!! ミカルは淡々とそれを見てるの。
いい! あなたたちは、庶民なのよ! 貴族でも雇用されてなければ、あまりにも、無理に従わせると、罰せられるのよ。
また、評判が落ちてしまうのよ。あなたたちを、しっかり庶民にしてあげるからね!!
私は、この扱いは、ミキの記憶を通して、当然だよね! と思って眺めていましたよ!!
次回は、《エピソード09》パーティ3人!改まるの? ...お楽しみに (^^)/
《エピソード09》パーティ3人!改まるの?
さっきは、来世へ行ったミキの記憶を通して、異世界物のラノベやマンガ、アニメの『ざまぁ』だと、眺めていましたよ!!
でも、僕の考えでは、あのパーティ3人は、入れ替わったミキを気遣って、くれていたよな? と思っていましたよ!!
そう、思いながら、王女さまのお付きの、侍女の部屋へ行きました。中に入ると、個室になっていました。
なるほど、王女さま付きの侍女って、出世なんだね! と思っていました。
でも、その侍女の方が、言っていました。さっきの廊下の事は、見てたんでしょう? 『ざまぁ』はできたのかな?
はい、見ていました。そうですね。ここのご令嬢じゃないんだから、当然かなと見ていました。
でもね、私も王女さまから聞いたときは、あの3人は末っ子で甘ったれていたんだ! と思ていたんだけどね。
よくよく、考えて見ると、私も可哀そうだなと思えてきたのよ。
寮長さんと会ったでしょう? あの人は厳しいけれど、やさしい方なのよ。
しつけだけは、やかましくされているけど、ちゃんと大切な事を教わっていないみたいね。
だから、このままだと庶民だから色街で、一生を送るようになっちゃうでしょうね!
ハウスキーパーの侍女も、真面目に出来ないと、そうなっちゃうでしょうね。
成人年齢で社会へ出たら、なんの理由もなく、チヤホヤされたら、怪しまないととね!
そういう意味で、子供が全然抜けていないのよ! 下手に貴族令嬢でいたから、余計に可哀そうになってきたわ!
でも、あの女剣士のミカルは、しっかり学んでいるからね! さすがに武勇で名門の男爵家出身だけあるわね。
いづれ、独立する意志はあったようね。私も王女さまが輿入れしたら、好待遇じゃなくなるから、もう嫁ぎ先を見つけているからね!!
だって、このままここにいるだけで、いい縁談話は来ないからね。でも後妻じゃないからね。そこそこにいい条件よ。
あなたも、待遇がいいうちに見つけないと、望まない高齢者の嫁にされちゃうかもね。
ご子息のお子さんより、幼い子供が生まれるかもね。そうしたら、その子と一緒に冷たい処遇になっちゃうのよ。
子供が可哀そうでしょう!! 何の罪もないのにね。貴方はそれが望みなのかしらね!!
(ええ!! 突然!! 究極の選択? でも、クラトも言っていたね。男に戻れる? 体がないんだからもう、選べないんだよ!! 逃げ道はもうないんだね! でも男と結婚は嫌だ!! (;^_^A )
あなたはちゃんと『嫌そうな』顔をしたから、安心したわ。あの2人はまだなんとかって、子供の自分にしがみついているけどね。
変れると、いいわね! でも、寮長さんが目を付けてるから、ここに居る間に変われれば、ラッキーだよね! =^_^=
次回は、《エピソード10》あの2人!令嬢のワナ? ...お楽しみに (^^)/
《エピソード10》あの2人!令嬢のワナ?
私は、帰り道に考えていたわ。私は、あの3人とは来世に行ったミキの記憶と、洞窟やその帰りに気遣ってくれていたから、心配をしていたの!!
でも、あの侍女や、寮長さんまでが、そこまで気遣ってあげているのかな? あの子達を、元々知っていたみたいだしね。
王女さまの部屋に戻ってきました。
そうしたら、王女さまのクラトが「いやあ、寮であの3人と会っていたようだね。それで『ざまぁ』はどうだったの?」
ええ、『ざまぁ』は見ました。来世に行ったミキは喜んでいるんでしょうね!! でも、私は、...。
うん、洞窟とかで、助けてもらったからね!! 僕も、来世に行ったミキの命と引き換えの魔法でみんなが助かったんだ!!
それと僕も、洞窟で転んで、頭をうってから死に戻った、みたいなんだよ。
その時に頭の酷いケガを、あのリリーって神官が、必死になって直してくれたんだよ。
寮長さんに相談したら、そんなに悪い子達じゃないようだね。って言ってくれてね。あの侍女もそう言ってたから、安心したんだよね!
「貴族の家でしつけが厳し過ぎると、周りに気を使い過ぎて疲れちゃうんだって。だから、貴族の流れからはずれると、ああなるそうだよ!」
「寮長さんも言っていたと思うけど、誰か見てないと手を抜くってね。庶民は、働き者だからね!!」
へー、クラトもいいところ、あるんだよね。
あのね。僕は、いつでも、そこは優しいと思っているからね。あと、ぼく、...じゃなくて私は、クララだからね!!
これからは、そう呼んでね。
はい、王女殿下。
そうじゃなくて、クララね!!
はい、クララ!
その頃、侍女の寮では、シュニーとリリーが荷物の受け取りをしていました。
その時に、荷物を持って来た人から「貴方は、上級貴族ですかね? 気品がおありだが、ハウスキーパーの侍女服ですね。色々と訳ありな感じですね」
これに、シュニーは「あら、分かっちゃうんだ! そうよ、伯爵家の令嬢ですからね!!」
「おお! これは天の導きか? とある伯爵家で、身代わりになってくれる、ご令嬢を探しています。当然淑女でなければ、務まりません。にわか仕立てでは、直ぐに見破れます」
「ウーン! どうしようかな? 」
その時に、リリーは止めましょうよ! 人さらいだったら、奴隷にされちゃうかもですよね。と、シュニーに囁いていた。
「ええっと、差支えがなければ、お隣の侍女さんも貴族だと思います。お付きの侍女になれば、一緒にいられますよ!」
それで、シュニーは、リリーへ私の侍女なら、ハウスキーパーの侍女の仕事はさせませんからと、強引に誘っていた。
次回は、《エピソード11》あの2人!何を焦った? ...お楽しみに (^^)/
《エピソード11》あの2人!何を焦った?
私ミキは、王女さま(クラト)と、死に戻り後に加護が増えたことで、その加護を使う訓練していました。
王女さま(クラト)は、鑑定の能力を獲得していたんです。
それで、来世に行ったミキの記憶の話で、この世界では、『白魔導師』とも呼ばれる能力が追加されたことを知りました。
その力は、ゲームだと職業が『ヒーラー』ではなくて『プリースト』になるそうでした。この時はピンときてなかったです。
その力の事は、パネルやスキルの説明から分かってきました。以前のミキは、ただの風魔法使いでした。でも治癒もできるんです!
ゲームの世界に詳しい、王女さまは、ゲームで疑問に思っていたことを、私のパネルやスキルの説明から考えついたんですね。
『ヒーラー』や『プリースト』は、後衛の職業。戦闘に使えないと思われています。この世界でも、それは、同じです。
ところが、私の風魔法と組み合わせると、攻撃に使えます。実際に使ってみて、初めて分かりました!! !(^^)!
それって、とっても凄いんですよ!! でも、私は戦争では使いたくないです!! 討伐依頼なら使いたいですね! !(^^)!
そのために、王女さまと色々と試したりして、訓練をしていました。
さて、そんなところへ、寮長さんからの連絡を持った侍女が来ました。
あのみんなで、心配をしてるシュニーとリリーの2人のことです。今は行方不明になっちゃっていました!!
それが、城から外には出ていないんです。でも、荷物を2人で取りに行って、帰って来ていないんです。
しかも、荷物は、降ろしたままでした。見張りの侍女が、目を離した間でした。でも、荷物を運んだ御者はいつもの人でした!!
その御者は、いつも「ご令嬢の身代わりを...」と言っていたので、誰もが悪い冗談の人と思っていました。
この状況から、その御者が本当に悪い人だったとしか思えません。手配はしました。これが連絡の内容でした。
連絡を持ってきた侍女に聞いてみました。
いままで10才の子供の侍女でも、信じていなかったのにねって周りは思って、笑っているようでしたね。
そこへ、フルールが来ました。王女さまは。あれ! フルールいつ出たの? この精霊石から出ちゃダメでしょう!! 約束したよネ!!
え、王女さまに、チョット出てくるヨ。そう言ったら、「はい」と言ったので、出られたんだよ!! フルールは、悪くない!!
じゃあ、あの2人を見に行って、面白いことになっちゃっていたけども、教えてあげないからね!!
それを聞いて、王女さまは、甘いお菓子をエサに、フルールにあやまったりして、なだめていましたよ!!
私は、このやり取りを見ながら思いました。(あの2人に、まさかが、あったんだと!! (;^_^A )
次回は、《エピソード12》あの2人!とりま救出? ...お楽しみに (^^)/
《エピソード12》あの2人!とりま救出?
シュニーとリリーは、いまは、とても後悔をしていましたよ!! (なんで、簡単にだまされちゃったんだろう? "(-""-)" ってね!)
ここは、奴隷商の裏庭です。
牢屋のような、鉄格子のある建物に、小さい子から、12~13才くらいの子供が自分たちを眺めていましたよ!!
あの自分たちを連れてきた業者と奴隷商が、話しをしていましたよ!!
まさか、お前が本当に貴族の子女を、連れ来るなんてな!! 信じられないよな!!
まあでも、あの悔しがって落ち込む姿は、庶民じゃないよな! 普通はもっと単純に泣きわめくか? 無気力かだな?
でも、いつものように、「ご令嬢の身代わりを...」で、引っかかって来るなんてな、...。
10才の子供も騙されなかったのにな! よほどの裕福な貴族の、頭がお花畑なんだろうね? お前の話では伯爵家だったっけ?
いくら王宮内でも、上級貴族の子女なら侍女服だぜ! それが、なぜかハウスキーパーの侍女服だと!! !(^^)!
これはもう、どう考えても、オモイッキリ!! 笑っちゃうよ!! はは...はは!! だから、簡単に騙せるのか!!
本当に貴族なら、金貨単位で買うけどもな! 頭がお花畑じゃ、奴隷でも自分のことすらも、できないんじゃねえ!!
だから、そこの10才以下のガキと同じ、銀貨単位の値段だな!! でも、2人いるからな、金貨1枚(10万円)は出そうか?
(シュニーは、入試で学園でNO.2だった! それが、世間知らずでこの扱いだ! 周りの人の言うことを聞き、少しは理解をしておけば、良かったんだね! (;^_^A )
(おまけに、リリーが私を睨んでいるよ! そうだよね、退学の原因も私だったんだよ! もう、自分をごまかせないな!!)
そして、奴隷商から、2人共奴隷紋を付けられてしまった!!
(もうこれで、庶民以下になっちゃたね! リリー、ゴメンね!! <(_ _)> これは、買い戻さないと、一生消えないんだ!!)
牢屋に入る直前に、奴隷商は受付から呼び出された。
お前たち2人逃げても、奴隷紋をたどれば、捕まえられるからな。逃げたらお仕置きだからな!!
そう言いながら、奴隷商が牢屋の子たちを見ただけなのに、もう凄く固まっちゃて、震え上がっていたわ!!
(これは、人扱いをしないお仕置きだね!! どうしよう!! もう、恨まれてるから、リリーも見れないよ!! (;^_^A )
ところが奴隷商が建物に入ると、あの例の御者が、私たちを荷馬車に乗せて、逃げ出したわ! もう、一体どうなっているの?
表通り近くで、降ろされたわ! あの御者は、俺もとうとう取り返しが付かない、失敗をしてしまったんだ!!
たった金貨1枚で、この職を捨てて、町から逃げ出すしかないんだ!! 最後にたった1つだけでも、良いことができたんだ!
お前たちは、逃げ延びて、奴隷紋を解呪すれば、まだやり直せる!! もう俺は、無理だがな!! じゃあな!!
そう言って、荷馬車で走り去って行ったわ!! ええ!! 私たちは、どうすれば、いいの?
そこへ、リリーが、もうあんたの言うことは聞かない!! これからは、自分で考えて決めるからね!! (自分に宣言した?)
でも聞きなよ!! 私は、逃げ切るからね!! そう言われてシュニーは、直ぐにリリーの後を追っていた。私も逃げ切る!!
《エピソード13》とりま!再会?
王女さま(クラト)は、ミキとフルールと一緒に、護衛騎士たちと一緒に、馬車で急いでいた。
奴隷商のところは、この通りから入るのだな!
一旦減速をして、入ろうとした、その時に!! 向こうから走ってくる女の子が! あれって、シュニーとリリーだね!!
2人は、通りに止まってくれた、王宮馬車が見えていた! そして、その馬車に、助けを求めた!!
その馬車の窓から、見えたのは、王女さまとその侍女ミキだった。王女さまは、護衛騎士に命じて、2人を馬車に乗せた。
その時に、後ろから奴隷商が追って来ていた! 待て! 金貨1枚!
そして、馬車に着くと、文句を言い出していた「おい! そこのお貴族の姉ちゃんたち! その子たちは、うちの奴隷紋が入っているんだ!! 勝手に連れていくなよ!!」と叫んでいた。
護衛騎士が、王女殿下に!! なんの言いがかりだ!! と停止をさせていた。
その時には、馬車の中でフルールが、何かをしていた? シュニーとリリーが、一瞬輝いていた!
そして、フルールが、王女さまとその侍女ミキに、ニコリと微笑んでいたわ =^_^=
それを見ていた王女さまは、護衛騎士へ命じた。奴隷紋はどこにあるって?
奴隷商から護衛騎士が聞きだすと、首筋に中央がバラの奴隷紋があるはずだ!!
俺が金貨1枚で、買ったんだと、また繰り返していた!!
王女さまは、ミキにこの2人は金貨1枚だって! ヤッスいわね! ミキの奴隷に買ってあげてもいいかしらね?
シュニーとリリーがピクッとしていた。
王女さまは、シュニーとリリーの首筋を確認していたの。2人の首筋には、王女さまの紋章の奴隷紋があったわ! (クスッ!)
それで、それを奴隷商へ見せていたの。バラじゃなくて、私の紋章ね。どうしますか?
奴隷商は、バラじゃない奴隷紋を見て「そ、...そんなバカな!! なんでだろう?」と、嘆いていたわ!!
周りには、この騒ぎで人が集まり始めていた。そこで、護衛騎士へ、騒ぎになるから、金貨1枚を恵んであげて。と命じました。
奴隷商は、金貨1枚をもらったので。王女殿下、大変お見苦しいところをお見せして、失礼しました。と詫びていました。
そして、王女殿下、お買い上げ、ありがとうございました!! と、王家に奴隷を売ったように、見せていた。(商魂逞しい!)
それじゃあ、お城へ戻るわよと、護衛騎士へ、命じましたわ。
王女さまは「ミキにこの2人は、買ってあげたから、今月のミキのお給金から、差し引くからね」と、ワザット大きな声で言っていましたよ! すると、シュニーとリリーがピクッとしていました。
そして、王女さまは「ミキは、奴隷部屋を持っていないから、仕方がないわね。ミカルと同じ部屋に入ってもらいましょう!」
そう言いながら、ミキへニコリと笑っていましたよ!
(シュニーとリリーは、もう奴隷ですね! これからは、ミキが主人だ! 2人は、もうそう思っていましたよ!!)
《エピソード14》とりま!侍女寮?
私ミキは、侍女寮へシュニーとリリーと一緒に、入って行きました。
すると、寮長さんと、先輩の侍女の方が、とても心配そうにして、受付で待っていましたの!
私に気付いて、ミキさん! と声をかけて来ました。
それから、その後ろのシュニーとリリーに、気がつきました。
もう、シュニーとリリー! 探していたんだからね! まさか、勝手に城の外には出てないわよね!!
それで、私が首を横に振っていました。
なんだい!! じゃあ、捜索の手配は無駄ではなかたんだね!! そう言いながら、厳しい目で2人を見ていましたね!!
それで、私が捜索の手配は、王女さまが解除を依頼していますから、大丈夫ですよ。
それから、シュニーとリリーはいいかい! あなたちは、寮長さんと、先輩の侍女の方へ預けるからね!! ちゃんと言うことを聞いてね!!
そう言われて、寮長さんと、先輩の侍女の方へ、シュニーとリリーは向って行ったわ。この時に、寮長さんは、違和感に気付いていましたよ!
寮長さんは、先輩の侍女の方へ、シュニーとリリーは、寮室へ連れていってね。と言っていました。
三人が、この場をはなれると、寮長さんは私に何か言おうとしていましたよ。
私が、自分の首筋の髪を上げて、首筋を手でパンパンと叩いていたの。それで、分かったようでした。
やはり、心配が的中していたんだね。この城から出たら、直ぐに誘拐されて。奴隷に落ちちゃんだね! と少しがっかりしていましたよ。
それで、私は王女さまを待たせていますから、と伝えていました。
はい、分かりました。あの二人は、私が責任を持って預かりますからね。王女殿下に、お伝えください。と言っていたわ。
それで、寮長さんへ、後をお願いして、分かれました。
寮長さんは、シュニーとリリーの寮室へ入っていました。
寮室には、先輩の侍女の方とミカルがいました。ミカルが心配していたんだぞと、シュニーとリリーを叱っていました。
寮長さんは、シュニーとリリーへ、何があったのか話してみなさいと、言っていました。
2人が、言い出せずに、グズ、グズしていました。すると、二人は、突然「あの男が来る。お仕置きされちゃうわ!!」と叫んでいましたよ!!
寮長さんは、それを収まるまで、待ってから、首筋を見せなさい!! と言っていたわ。
2人は仕方なしに、首筋を見せていましたよ!!
良いここにいる人だけの秘密ですからね。この2人は誘拐されて奴隷に落ちています。この紋章は王女殿下のものです。
だから、シュニーとリリーは、王女殿下の所有物です。但し、ミキさんに一任されていますね。本来なら言うことを聞かないと、自分に一番関係がある人が出るんです。まだ、買い戻したばかりですからね。
(私は、この部屋に来た時には、もう奴隷から解放されと、思っちゃたわ。でもいま、一番恐ろしい人の顔が浮かぶんだわ!! もう二人は、とても悲しくなりましたね)
どうやら、あなた達には、ミキさんの顔が出るまで、頑張って頂きますからね!! と厳しい目で見て、言っていたわ!!
それで、二人は仕方なく今までの、経緯を伝えていたわ!!
ミカルが、いままで、一番バカにしていたミキの所有物だからね!! と思いっきり、笑っていましたよ!! !(^^)!
奴隷は庶民の下なんだよ!! これからは、ご主人さま(ミキさま)へ、従うんだからね!
とまた、笑っていましたよ!! !(^^)!
《エピソード15》とりま!私達の未来?
ミカルに『ざまぁ』的に笑われたことでもあったが! でも、シュニーとリリーは、ミキの奴隷になったことを、とても悔しく思っているようだった!
そこから、寮長さんから、あなたち4人は、学園創立以来の退学と貴族籍はく奪で、すでに有名人になっちゃているんだからね。
それを、よく覚えておきなさいね。貴族って、悪名で一度ウワサになったら、もう立ち直れないものなのよ。
だから、貴族ではなく、庶民として生きていけるように、したいわね。あなたちは、まだ後妻でも貴族になりたいかしらね?
ミカルは、元々女剣士で一生を終えようと思っていたからね。そんなことは、考えてもいません。と堂々と答えていたわ!!
寮長さんは、さすがに、武勇に響いた名門の男爵家だね! 始めから独立を考えていたんだね。
寮長さんは、、シュニーとリリーに、あなたちは、一生を奴隷で終わるつもりかい? もう奴隷だから、貴族の後妻なんて、全くないからね! あるのは、最悪は性奴隷か、色街で生きるしかないわね!!
シュニーとリリーは、自分たちの愚かさにも悔しがっていた!! でも、寮長さんは、王女殿下とミキさんが所有者だからね。まだ庶民として、生きていける可能性があるわよ!!
私の知り合いにも、奴隷になった人はいるからね!! この国は、自分で買い戻しができるの。
他の国と違って奴隷紋で、肉体が苦しめられることもないのよ。それで、...。まあ、あとで分かるからいいのかね。
それじゃあ、先にミキさんの下に、なりたい希望はあるのかしら? 二人とも、思いっきり首を横に振っていたわ!!
それは何が嫌なのかな? ここでは、あなたが思っていることを言っても、本当のことなら、奴隷紋がさっきのように起動しないからね。言ってごらんなさい?
シュニーは、ミキに絶対に命令を、されたくないわ!! ミキをご主人様と、絶対に呼びたくはない!! あと、ミキに注意されたくはないの!!
あら、ちゃんと言えるじゃない。私に相談するときは、そうしなさいね!! いい? 分かった! リリーも同じでいいよ!
それでは、リリーはどうなの?
ええっと、私もシュニーと同じでいいです!!
《エピソード16》とりま!自分の未来!築くの?
それなら、あなた達は冒険者でしょう。リーダーのミカルの意見を聞いてみましょうね。
ミカルさっきの、シュニーとリリーの嫌なことは解決できるかしらね?
はい、簡単なことです。自分のことは自分でする。ミキに言われる前に、自分がやりますと受けちゃえばいいんだよ。
今まで、ミキに押し付けて来たんだからね! 私も、ミキにだけ料理させてたからね。手伝って行こうと思っているよ。
そうすれば、指示や命令はされないよ。でも、私は、リーダーだからね! 言ってしまうことはあるよ。どうなのかな?
それは、必要なことだから、従うわよ! とリリーが答えた!
シュニーは、やはり、無理なのかな! じゃあ、所有者の命令が必要なんだね!
(シュニーは、躊躇してると、あの男が見えてきそうな、気がしてきた!)
いいえ! リリーと同じでいいですから。(そう答えるしか、なかったわ!! しかたがない、ミキよりは、いいかな!!)
それならば、私と先輩侍女とミカルの言うことに、従っていれば、大丈夫だからね!! と寮長さんが言っていましたよ!!
それで、寮長さんは、シュニーとリリーに仕事をさせるために、先輩侍女に連れて行ってもらったわ。
そのあとで、寮長さんは、ミカルと話をしていたの。
ミキさんは、王女様が輿入れした時に、お付きの侍女で、向こうの国に残ってしまうかも知れないのよ。
その時は、ミカルが、シュニーとリリーの所有者として、また冒険者のリーダーとして、引き受けなけれならなくなるよ!
はい、それはもう、分かっていました。でも、シュニーとリリーが素直になるんなら、友人にまで、なれると思いましたよ。
寮長さんは、仲の良いお友達になれるのが、一番いいわね。出来れば、その中にミキさんが入れれば、一番良いんだけどね!
でも、シュニーとリリーがお友達に、なるんなら、所有者なんか、関係なくなりそうよね!
いまは、シュニーとリリーには、余裕がないから、またどこかのタイミングで話すけどもね。
いまのミカルなら分かるだろう。庶民に落ちたからこそ、できること。それはもう家門と関係がなくなったんだからね。
自分たちの未来は、じぶんたちで築いていけることがね! これから、先は自分たちのガンバリで、未来が見えて行くことになるんだからね。
はい、それはもう、貴族籍がはく奪された時に、かえって嬉しく思っていました。自分の居場所は、自分で作って行くってね!
でも、それが、広がってシュニーとリリーが加わって、作れるようになったら、いいなと思っていますから!
あら、そうなるといいわね。わたしは、それを、とっても、楽しみにしているからね!! 困った時は相談しなさいね!
《エピソード17》とりま!築き始めるの?
あの奴隷事件から、数日が経っていたの。あの3人は、仲良くしてるみたいですね。
シュニーは、最初は手を抜くと、恐ろしい物が見えてるようだ、とは聞いていました。でも今は、ちゃんとしてるようで、恐ろしい物が見えないようになっているそうですよ。
クラト...いえ、クララとも隣国の王妃になる!! って話をしていましたの。
え、だって嫁げと言われたら、この侯爵領ほどの小国よ。嫌だとは言えないのよ!
このミニリア国の運命を左右しちゃうんだからね。従うしかないでしょう! それに、このままここにいても、居場所が無くなっちゃうでしょうね。
兄が王妃をもらい、王位についたら、私は邪魔者になっちゃうからね!
それよりも、ミキはどうするの? 私の侍女になって、隣国マクセルニアへ、そのままいる? 嫁ぎ先なら、政略結婚でも、それなりの人は探すよ? 若い期間は短いよ? 20才頃には嫁がないとね!
(ウーン! 人種族じゃないから、恐らく700年後でも嫁げるんだよね! もう、そう言っちゃおうかな?)
えっと、クラト、...あ、いえクララ。私は、寿命が凄く長いみたいなのよ。
うん。あの勇者一行が出てくるアニメの、魔法使いみたいに! だろう?
え、し...知ってるよね! クララは鑑定が出来るんだね! そうか、ニヤニヤしてるな! イジッテいたのか!! "(-""-)"
たぶん、ミキは嫌がると思っていたよ。最初から、そうだよね!
クララだって、パネルを調べたけど、リセットもキャンセルも予備機もないんだよ! 本当に王妃の運命を受け入れちゃうの?
初めに言ってたでしょう。あの世界には、自分の未来を考えられない。居場所もどこにも見当たらないんだよ!!
ミキは、あの3人と居場所は作れるだろう? でも、王女じゃそうはいかないじゃない! 城を出ても、鑑定くらいしか、能力はないんだからね!
すぐに、あのシュニーみたいに、誘拐? 奴隷? そんな結末だよ!!
それなら、あの3人のパーティに入れば、良いんじゃないのかな?
クララに教わったゲームの応用で、プリーストと風魔法で、攻撃もできるようになっちゃたからね!! 冒険者でも、良いじゃないのか?
そう! それは小さくてもこの国があるから、できるんだよ! ミキも、あの3人もね! ミキもしっかり、現実を見た方がいいと思うよ!
ミキも、あのパーティに戻るのか? 自分と一緒に、侍女としてマクセルニア国にいるのかを、決めないとね!
いま、現実が見えていないのは、ミキだけかもしれないよね! よく、考えてね!
《エピソード18》とりま!歩き始めるの?
私はミキ、今は寮室へ向っています。クラトいえ...王女さまから言われたことを考えて、決めてました。
それで自分が、確かに現実を正しく見ていないことに、気付きましたの。
もう、肉体が存在してないのに、元に戻ることを望んでいる自分が見えました。どうあがいてもあり得ない、復活?
王女さま[クラト]は、今の立場で受け入れちゃったんだ! 現実が見えてるんだよな! <(_ _)>
自分も受け入れる? でも、嫁ぎたくはないね(相手も生きて60年位)! まあ800年の間に気が変わるかも? だけどね!
それで、王女さまは時々遊びに行く友人へ。あの3人も居場所がないし。それで、一緒に居場所を作ることに決めちゃったの!!
また、4人でパーティを組んで冒険者になって、冒険する未来の方が、ワクワクするからね!! 何かそういう未来が見えっちゃったんだよ!!
さあ、寮室につきました。みんなで、いるのかな? 中に入るとミカルだけがいました。
あれ? ミキどうしたんだ? 王女さまは?
うん、色々と考えたけど、今さら貴族に何か戻りたくはないの!
フーン、勿体なくはないのか? 好待遇の侍女とか、優良物件との政略結婚とか?
ええ、 それって、ミカルだったらどうするの?
私か! 知ってるだろう? 元々女剣士で一生過ごしたかったからね。今度は、自由な冒険者の女剣士で一生過ごすよ!!
じゃあ、私も似たようにしたら、ダメなのかな?
ミキって、本気で言っているのか? まず、みんでいる居場所が、ないんだよ! またパーティ4人で安宿屋暮らしだぞ!!
じゃあ、ミカルって、それが貴族に戻れたら、捨てちゃうのかな?
いや、冒険者も大変だけどね。自由な生活の方が良いからね。もう家門とかにも、縛られたくはないからね!!
それなら、私がそれを望んでも、いいでしょう?
まあ、そこまで、言うんじゃ、断れないよな!
本当はミキがいないと、正直言ってアパートを借りて、居場所を作るなんて、一人で生活の仕方も出来てないから、不安だったんだよ!
ミキは、商店街で売れ残りのパンとか、その他も安く手に入れてきちゃって、凄かったと思っているよ。
今の自分達じゃ、直ぐにそれが、出来ないと思うよ! だから、手伝いもするから、本当は一緒にいて欲しいんだよ!!
いま、シュニーやリリーが、戻ってきたら、話すからな! また、みんなで、パーティを組み直して、歩いていこうよ!!
《エピソード19》とりま!災害起きたの?
今晩は、寮室で寝ています。あれから、シュニーやリリーが、戻ったのでミカルから話しをして、また4人パーティを組み直して、再出発ができたの!
フッフッ! シュニーは、私が戻ると聞いた後で「ああ!! ごめんなさい! あの男がきちゃう!!」と始まったので、もうみんなに、悪い考えを思い付いたのが、バレバレでした!
寮長さんは、4人で力を合わせて、自分たちの居場所を作るのよ! って言っていたわね。
夜中に、何か騒いでるので起きて、4人で寮の玄関に向かうと、寮長さんから城に襲撃があったと聞いたの。
それが、モンスターの襲撃だったのよ!! オーガ、オーク、ゴブリンが襲ってきたみたいなの!
警備隊が、撃退をしたらしいんだけどね。各自で注意をすること、と言っていたわ。
4人で寮室に戻って、ミカルが枕元に剣を置いていたわ。シュニーやリリーも枕元に、魔法の杖を置いていたわ。
あれ? 私って杖? 使っていなかったんだね。クラト(王女さま)と、魔法の検証をしてた時も使っていないよね!
せめてあの鉄の棒? メイスくらいは、あっても良かった気がするね! あ、短いレイアピア(細剣)があったよね!
あれを出して置くかな! そして、枕元に置いていたら、ミカルに声をかけられたわ。
ミキ、珍しいね! 武器を使うのか? 突然使っても思うように、体が動かないんだよ!!
え! でも魔法使いでも、防御は必要でしょう? 持っているから出してみただけだよ。
まだ、ゴブリンならメイスのほうがいいのかな?
そうだね! まあ、レイアピアでも、持っていていいだろうね。それよりも、あの洞窟のオーガが気になっているんだよね!
あの時は、逃げられちゃったからね。あいつが、集団で逆襲して来たりするかな? ミキは、どう思う?
その時にまた、騒ぎが起こっているみたいだった! また、襲撃なのかな?
◇◇◇◇◇◇
その時に、城内では、4mは超えるオーガに襲われていた。城門の警備兵が、束になって戦闘しても、みんな吹き飛ばされてしまっていた!!
しかも、出動していた、精鋭の近衛騎士隊は、吹き飛ばされる警備兵を見て、みんなどこかへ散ってしまったのだ!!
王宮魔導師が出ていて、みんなで、魔力を集めて強力な、魔力砲を発射しても、上手に避けてしまっていた!! しまった、当たらないゾ!!
このままでは、王族も危険だ!! まさかモンスターが城を直接攻めるとは? あの巨大なオーガはいつ城内に入り込んでいたんだろう?
これはもう、王族の退避が先だ!! なんで! こんなにすぐ! 王城の災害級になっちゃうんだろうか?
駆けつけて来た、将軍は強力な敵に、脅威を感じていた!!
《エピソード20》とりま!4人で戦うの?
寮長さんが、侍女たちを緊急に集めている? フライパンを何かで叩いているよ!
それで、隣の部屋の王女さま付きの侍女さんと会った! ええ!! あんた王女さまと一緒にいたんじゃなかったの?
はい、今日こちらに戻ってきました!
それって、本気! せっかくの出世を放棄しちゃったんだね! い...いえ、こんなことを言ってる場合じゃないよ!!
寮長さんのところへ、早く行くよ!!
私たち4人も急いで、侍女さんと一緒になって、寮長さんのところへ行ったの!
寮長さんは、侍女たちに「早くお逃げ! 近衛騎士隊は、大勢で伝令だと言って、逃げちゃっているからね!!」そう、声をかけていましたよ!
寮長さんの後ろには、数名の武器を持った侍女たちがいたわ。ミカルが、あれが、ウワサの戦闘メイドだね。構えがプロだよ!!
そこで、ミカルが寮長さんへ、声をかけていたわ。
寮長さん、凄いですね! ハルバート[鉄のオノと槍が付いた武器]を持てるんですか?
ああ! これでも、元は剣士だったんだよ!! あの腰抜けの近衛騎士隊とは、違うんだ!!
あんた達も、早くお逃げ!! あの森で拾ってきた、素人を盾に使ってるうちにね!! 30人ほどいても、役に立たないのにね!! 将軍も、使えない人だったようね!!
外が見えるように、開けてある窓から見えたのは!! あれ! クラスメートたち? あ! 先生もいるわね!
その先頭に立って率いていた人たちが、巨大なオーガが立ち木をへし折って、こん棒にしたものに、横なぎに振り回されて、一度に倒されていったわ!!
次は、もう危ない!! そこへ、またこん棒が横なぎに振り回されて、クラスメートたちが、...シールドで守られていた!
それを見ていた人達は、一瞬誰が助けたの!! と、見渡していたわ!
魔力の気配に気付いた、リリーがミキ!! あんた、白魔法が使えるんじゃないの!! あんな頑丈なシールドって!! 初めて見たよ!!
これを見ていたミカルが、ミキあんたに背中を預けるよ!! シールドでガッチリ守ってね!! 寮長さん!! 私たちは4人で戦ってみますから!! そう叫んで、飛び出して行った!
私やシュニー、リリーも一緒になって、ミカルの後を追って行ったわ!!
後ろから「あんた達、4人!! 気を付けて! 命の危機には退くんだからね!!」と寮長さんは、叫んで見送っていたわ!
私は、クラト[王女さま]と練習していた、ドーム型シールド・マルチ5で、4人をまとめて包んで、防御をしていたわ!!
(ヘー!! すっごく丈夫なんだね!! じゃあ、ミキの力も使うからね!! なぜか私は、とってもワクワクしていたわ! !(^^)! )
《エピソード21》とりま!4人で戦ってみた?
ミカルが先頭にいた。それに、気付いた巨大なオーガは、また例のこん棒にしたもので、横なぎに振り回して。ミカルを襲っていたわ! ミカル危ない!! シュニーとリリーがそう思っていたときに。
ミカルにこん棒が当たった? でも、ミカルは大丈夫だった! ほう、本当に凄いシールドだよ!!
そこで、ミカルがシュニーに、水魔法であいつをスリップさせてくれと叫んでいたわ!
シュニーは、巨大なオーガの足元へ水を撒いて、その水で薄氷を張らせていたんだよ!
巨大なオーガは足元を無視して、またこん棒を振り被った瞬間に、足元が滑って、思いっきり、凄い勢いで、体を捻じったままに! 倒れ込んでいったの!!
倒れた時に、腰を強く打ちつけいたのか!! とっても痛そうに、うめいていたわ!! 「ウ! ウガッ!! ウガッ!!」
ミカルは、このタイミングとばかりに、相手の目を貫いていった!!
いくら皮膚が分厚くて、頑丈でも! さすがに、目には防御はなかったようね!!
そのままミカルで、終わるかと思っていたわ。ところがミカルが、もうミキったら! あのレイアピアで魔核を砕かないと、また再生しちまうだろう!! (;^_^A
その時に、このミキの記憶から出てきたの! そう、あのレイアピアに魔力を注いで、魔核を砕くのよ!!
私は、レイアピアに魔力を注いでいたわ。でも、記憶にある普通の赤い炎じゃなかったわ! もっと高温な青白い炎で、レイアピアが、長くなっていたのよ!!
ミカルが、早く魔核を砕いてね!!
そうだ!! 私は、一気に青白い炎で包まれた、レイアピアで魔核を砕いていたわ!!
その直ぐあとで、巨大なオーガは、またお前にやられたのか!! クッソ! 忌々(いまいま)しい!! また、戻ってくるからな!! っと、私たちを睨んでいたわ!!
巨大なオーガの後ろには、オークやゴブリンが続いていたわ! あの、巨大なオーガは、城門を開けちゃっていたんだね!!
そのモンスターたちが、私たち4人に襲いかかってきたのだ...けれども...、シールドに阻まれていたわ!
私は、このミキの風魔法と、加護で与えられた白魔法から、ウィンドウ&シールド・アロー(矢)を、乱射していたわ!
そうしたら、どこに潜んでいたのか? 近衛騎士隊が出てきたわ! そして、もがき苦しんでいたモンスターたちへ向っていったわ!! !(^^)!
そう...なのよ! モンスターたちへ、トドメだけを刺しに出てきちゃったのね!! それで、俺が倒した! 俺が倒した! とやっていたのよ!!
これは、巨大なオーガを大勢の人たちが、注目していたから、もうすべてが、丸見えだったんだよ!! みんなして、呆れていましたよ!! "(-""-)"
近衛騎士が、こんな感じじゃ、この国に未来は感じないわね! そう思ったときに、何か分かった気がしたのよ!!
クラト[王女さま]は、この国を出たかったんだね!!
《エピソード21》とりま!また勝っちゃったね?
そう、思い出したわ。あれはまだ、4人が学園から退学になる直前だったわ。
A級冒険者は、フィールドでのオーガ討伐で。他のパーティと組んでいたわ。
私たち4人は、深い森での素材採取者のパーティとして、ついでで参加していたわ。
討伐対象のオーガは、オークやゴブリンを引き連れていたの。
私たち4人は、大きな木のウロに入って隠れていたわ。参加の条件で、自分の身は自分で守ること。隠れていても良いからとね。
討伐は、かなり激しい戦いに、なっていたわ。私たち4人は、それを見ていたのよ。万が一の時は、全力で逃げるからね!
その時に、激しい雨が降り出してきた。それが、指揮系統の乱れをもたらして、冒険者達が押していたわ。ここで、逆転だと!!
ところが、巨大なオーガが出てきて、あっという間に、次々と倒されていったわ。
ここで、飛び出して逃げようとした時に、巨大なオーガに見つかっていたわ。
ミカルは、3人を守るために、飛び出して、巨大なオーガのこん棒を避けながら、戦っていたのよ。
でも、雨のせいで、ミカルが、転んで、...巨大なオーガの一撃が...。危ない!! ミカル、避けてね!!
その時に、シュニーが今日のように、巨大なオーガの足元を、地面に薄氷を張って、...何とか倒していたわ。
ミカルが、ミキ凄いじゃないか!! 巨大なオーガをまた、倒したんだ!! しかも、その腰ぎんちゃくのような、モンスター達までも! 一気に制圧したなんて!!
もう、まぐれのC級冒険者だなんて、言わせないぞ!! これからは、本当のC級冒険者として進むんだよ!!
(あの時から、他の冒険者からは、『嫉妬! 妬み! これが、渦巻いていた!』冒険者ギルドのマスターも、苦々しい笑顔で、4人の昇級のお祝いを言っていたからね!!)
そのあとで、将軍から進言があって、『城門の守護者』に推薦しようとの、話も出て来ていた。
(将軍の最初の本心は、『あのまぐれでE級→C級特進した冒険者たち』が! うちの近衛騎士より凄いハズがないじゃろう!)
(いま将軍は、まさかうちの近衛騎士が全然使えなかった! 城の守りは、彼らに頼っちゃおうっと! !(^^)! だって楽だもんね!! (。≖‿≖ฺ) )
この後に、4人の家門から、貴族へ復籍の豪華なエサが付いた、お誘いが来ていたのよ!!
シュニーには伯爵家へ復籍と、王宮魔導師団へ入団のお勧めが!!
リリーには子爵家へ復籍と、神殿への所属のお勧めが!!
ミカルには男爵家へ復籍と、王宮騎士団に、女騎士としての入団のお勧めが!!
私ミキには、母が『おめでとう』と、お祝いを言いに来ただけだったわ。でも、貴族からの除籍後に、母に会ったので、ミキの記憶? には懐かしくて、嬉しい感情が、溢れて来ていたみたいなのよ!!
《エピソード22》とりま!4人の未来?
いま、私達は寮室にいました。それで、それぞれのこれからを、話していましたの。
ねえ、ミカルって、これからどうするの? 女騎士になるんだよね?
何を言ってるんだ。親のコネで入ったら、どこかに嫁に出されちゃうだろう! 冗談じゃないよ。だから、冒険者をつづけて、女剣士になるよ。
じゃあ、ミキって、これからどうするの? でも、貴族の復籍がないんだよね?
うん、そのほうが、気楽で良いようね。 お互い、今さらだからね! ミカルと一緒になって、冒険者をつづけて、行くよ!
それよりも、シュニーは、貴族に復籍して、王宮魔導師団への入団をするんだろ? もう、ハウスキーパーのような、ことはしなくてもいいんだからね?
え、でも奴隷紋があるんだけど!
そんなもの、家門が王女さまから、買い取ってすぐに、リセットできるだろう! 良かったんじゃないのか?
でも、どこかの後妻に行かされちゃうんじゃない?
そんな勿体ないことは、しないだろう。まあ、後妻なら侯爵くらいとか格上だろ。格下なら子爵家で嫡男とかね。貴族になって、お姉さん方のように、できるんだよ?
貴族としては、前途揚々(ぜんとようよう)な、未来が待っているんだからね! そのほうがいいんだろう?
じゅあ、私は冒険者の仲間には、入れてくれないの?
なにも、無理に冒険者になる必要は、ないんだろう? 希望するレールじゃないか? 上級貴族へ復帰だよ、勿体ないからね!
じゃあ、言うけどもね。こんな近衛騎士の国なんて、すぐに無くなっちゃうと思ったんだよね! だから冒険者の仲間には、入れて欲しいんだけどね!
ええ!! それって、シュニーは、本気で言っているのか? 後で後悔すると、思うぞ!! 今のうちに上級貴族へ復帰しなよ。ねえミキもそう思うよね!!
うん、そう思うよ!! こんなチャンスはもう、二度と来ないよ!!
私は、家族などに気兼ねしない、自由な生き方をするって、決めてるんだからね!! 冒険者の仲間に、入れて欲しいんだけどね!
じゃあ、シュニーが、そこまで言うなら、いいけどね。まだ、自分で買い戻すまでは、奴隷紋が消えないんだよ! それでいいのかい?
もう、それって、私へのイジリなのかな? 酷いと思うんだけどね!! もう、ちゃんと決めたんだからね!!
じゃあ、ミキもいいかな?
ウーン! そうだね! でも、まだしばらくは、奴隷紋は消さないからね!!
うん、それでも、良いからね!!
まさか、リリーは、上級貴族へ復帰するよね?
ええ!! 私だけ仲間はずれになっちゃうの?
私だって、シュニーと同じように、決めちゃっているんだからね! 自由な冒険者がいいに、決まってるからね!!
絶対に、後悔はしないから、冒険者の仲間に、入れてね!!
彼女たちは、自由な冒険者を求めてしまったのでした!!




