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誠戯のヒー口一
僕はノートにこれまでの神の情報とそれを殺す神殺しの設定を書く
これで神殺しの準備は整った
影の時と同じならこれで殺せるはずだ
前のノートを開き神に向けて戦線布告する
「お前を殺すよ」
「できるの?」
やってみせるさ
あれから数日…
あの時から神は返事をしない
【偽衒学の全て・下】はもう半分以上書き終わった
僕は勝った
神に勝った
そう思っている
そう思っていた
僕はいつもと変わらない日々を過ごしている
変わったことといえばノートの進み具合が落ちたことくらいだ
いい意味で神は僕の刺激だったのだろう