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エベディルク 空飛ぶ絨毯と不老薬の物語  作者: トミフル
第2章 ヒーラー救出編
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トミフルのツリーハウス(制作秘話)後編

 おかえりなさい! 2章が終わりましたね。読破おめでとうございます。そしてここまで付いて来てくださりありがとうございます。後編を中心に、2章の制作秘話を話したいと思います。豚の丸焼き用意しましたので。ドミンゴに焼いてもらったんですよ。良い匂いでしょ? それじゃ、食べながら話しましょうか。


■サーカス

 2章はレオがニュースボーイやったりイベントがあったりと新要素が沢山ありますが、何と言っても一番はサーカスです。ラグに乗って出来る仕事って何だろうって色々アイディアを出していたら、サーカスを思い付いたんです。そこからは試行錯誤の繰り返しでした。

 レオはラグアクロバットをするとして、それ以外のメンバーを作らないといけません。最初に思い付いたキャラはフィリップです。どうやって焼き芋ジャグラーを思い付いたのかは覚えてません。でも一つ言えるのは、僕はジャグリングも焼き芋も好きなんです。みかんとか簡単な物3つだったらジャグリング出来ます。それにサーカスと言えばジャグリングじゃないですか。ということで、焼き芋屋を経営するジャグラーが誕生しました。

 サーカスだけで食べていくことは出来ないので、皆本業があるはずです。どうせなら皆仕事と関係があるサーカスをやった方が面白いだろうなと思い、他のキャラを作ることにしました。アクトを決める基準は、1人で出来ることと、大がかりなセットが不要なことでした。大して稼げないので、大人数でやるわけにはいかないんですよ。

 サーカスと言えばシルク・ドゥ・ソレイユしか知らなかったので、シルク・ドゥ・ソレイユのソロアクトをひたすら調べてアイディアを探しました。その結果生まれたのが残りの4人です。グループ名もシルク・ドゥ・ソレイユのパクリですね。

 サーカスの動きを活字で説明するのは本当に苦労しました。正直読んでも意味不明な箇所はあるかもしれませんが、楽しんで頂ければ幸いです。


■ラグのメカニズム

 レオがラグアクロバットをし、アスカがラグダンスをすることで、ラグのメカニズムが更に明らかになりました。まだ全部説明出来てないですけどね。早く説明しろって? そう焦らず。タイミングってものがありますから。


■ルパカリア

 ルパカリアは僕の一番好きなイベントです。我ながら書いててめっちゃ好きになりました。これはローマ帝国時代のイベントで、今はありません。ルパカリアについては色んな説明資料があるんですけど、男女がランダムにペアになって、その日一緒に過ごすっていうのを読んで、これは面白いと思ったんですよね。ガレシアでルパカリアをやったらどうなるかなと考え、ラグで2人乗りするというアイディアを思い付きました。とにかく僕は2人乗りが好きなんです。1章ではあまり書けなかったので、今回しっかり書けて良かったです。

 でも結果的に、面白いのは2人乗りの部分じゃなくてペアリングの部分になりました。2人乗りも面白いんですけど、ペアリングはゲーム性があるじゃないですか。これ僕学生の時にやりたかったなって思うんですよ。ルパカリアはバレンタインデーの翌日の2月15日に行われます。バレンタインデーとの関連は諸説あるみたいです。僕は全然ルパカリアの方が面白いと思います。バレンタインなんてチョコあげるだけなんで、ぶっちゃけいつでも出来るじゃないですか。勿論チョコっていう口実があるからこそ好きな男子にアタック出来るっていうのはありますよ? でもそれより、ランダムに男女がペアになってキュンキュンすることした方が楽しくないですか?

 どこかの学校でルパカリアが実施されるのを密かに夢見てます。中学、高校辺りが一番楽しいでしょうね。学校単位でやらなくても、クラスで勝手にやればいいですから。ただそれだと皆同い年なのでグループが無くなるんですよね。面白さは半減します。自治体で開催しても楽しいと思いますよ。実際ペアになって何やるかは考えないといけないですけどね。自転車の2人乗りするわけにいきませんし。バイクだったらありかな? 単純にランチ一緒に食べるだけでも充分楽しいと思いますけどね。中学の給食なんていつも決まった班で食べるじゃないですか。いきなり違う学年の異性と2人きりで食べることになったらめちゃくちゃドキドキしませんか?

 ルパカリア開催したいと思ったら是非連絡下さい。相談に乗りますので。


■パール・メイソン

 2章のプロットを作った時は、パール・メイソンはいませんでした。書き始めてから追加したキャラです。これが大正解で、一瞬でお気に入りキャラになりました。ハリー・ポッターのリタ・スキーターがインスピレーションです。彼女もゴシップ記事担当の記者ですね。でもあんな性格悪い人は嫌なので、良い人にしましたよ。

 パール・メイソンのティールームは、現代で言うトークショーですね。ガレシアにテレビはありませんから、新聞でそれを再現しました。ガレシアのカルチャーが更に深まったので、非常に満足してます。


■ラグスビーメンバー

 1章でまともに書いたラグスビーメンバーはルイス、レオ、アスカのみでした。最初なので、一気に皆登場させても意味分かんなくなると思ったんですよ。2章では他のメンバーも書くことが出来て、その結果試合がより面白くなりました。まだ政府チームのメンバーはちゃんと書けてないので、それは3章以降で書こうと思います。


■各章の期間

 気付いたかもしれませんが、2章は2倍以上のボリュームがあるにも関わらず、1章より期間が短いんですよ。11月末から3月中旬なので、3ヶ月半。1章は5ヶ月近くかかってますから。10章作ろうと考えた時、最初は各章の期間を同じにしようと思ったんですよ。ハリー・ポッターは1年じゃないですか。1年じゃレオが年取り過ぎるので半年にすればいいかなと思ったんですけど、実際2章を書いてみたらもっと早く終わりました。ハリー・ポッターみたいに1年に意味合いがあるわけではないので、期間を固定しない方がいいだろうという結論に至りました。ラグスビーマッチのネタを考えるのが大変なので、短期間で済んだ方が嬉しいというのが本音です。


■ラグスビーは2チームだけ

 ついでなのでラグスビーについてもう少し話します。エベディルクでは政府チームと平民チームしか出てきません。どうせやるなら、悪者代表のチームと戦いたいなと思ったんですよね。そっちの方が意味があるじゃないですか。元はやはりクィディッチなんですよ。グリフィンドール対スリザリンが一番燃えるわけです。ハッフルパフとレイブンクローはおまけですね。じゃあ要らなくない?と思いまして、2チームだけにしました。

 スポーツ漫画なんかだと、色んなチームと戦いますよね。現代のスポーツではそれが普通なので当たり前なんですけど、敵チームを沢山書くってしんどいじゃないですか。ラグスビーのネタ作るの大変なので、ワールドカップを作ろうかというアイディアもあったんですよ。でも問題が色々ありました。まずチームを沢山書くのが大変。そしてアウェイ戦も必ず起きるので、実況にMCサントス以外を使わないといけない。国を代表するのは政府チームと平民チームどちらなんだという問題、等々。

 というわけで、毎月平民チームと政府チームが戦うというシンプルな構図になりました。リーグ戦の面白さやトーナメントのハラハラ感みたいなのは書けないですけど、その分2つのチームをしっかり作っていくことが出来るので、充分面白いと思ってます。

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