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戦いの終焉

今回で戦いが終わります。更にオールスター集結です!

 ファンク達とバルードの戦いは最終ラウンドに進んでいるのは勿論、バルードは最強の姿となってファンク達に襲い掛かる。

 彼等は次々と攻撃を回避しながらバルードに襲い掛かるが、彼には全く通じなかった。


「なるほどな。これは俺も覚悟を決めないと駄目かもな!」

「ここまでやるからには本気で倒さないとまずいわね」


 ファンクとアミの推測にフローラ達も頷いたその時、バルードが鞭状の様な物を発射して彼女達を縛り上げる。


「しまった!」

「うぐっ!」


 アミ達は縛られて身動きが取れなくなってしまい、ジタバタしようとするがなかなか解ける事ができない。

 縛られずに済んだのはファンクとシェリアだけとなっていて、二人は冷や汗を流しながらバルードに視線を移す。


「まさかアミ達が捕まってしまうなんて……」

「このままだとまずいが、俺達で戦うしかないかもな!」


 ファンクとアミは素早く駆け出したと同時にバルードに立ち向かうが、彼は巨大な盾を召喚する。


「カウンターシールド!」

「ぐへら!」

「シェリア!」


 なんとシェリアは盾にぶつかって弾き飛ばされてしまい、床に背中を強打してしまう。


「痛い……」


 あまりの痛みにシェリアの目から涙が出てしまい、ヒックヒックと泣いてしまう。


「今の技はどんなに強い女性でも、ぶつかればすぐに泣いてしまう効果を持っている」

「くだらない効果をつけるな!馬鹿か、お前は!」


 バルードの説明にファンクがツッコむ中、いきなり彼の上に悪魔が姿を現し、彼の頭にガブリと噛みついた。


「あだだだだ!」

「こいつは噛みつき悪魔!降参するまで離れないぞ!」

「くだらない物を出すな!いだだだ!このままだとまずい!」


 ファンクはツッコミを入れつつも、痛みで悲鳴を上げてしまう。最早これまでかと誰もが思ったその時だった。



「そうはさせません!マジックキャンセル!」

「「「!?」」」



 なんと突然魔術が炸裂し、シェリアは泣き止んでしまい、黒い鞭状の物や噛みつき悪魔も消えてしまう。

 思わぬ展開にバルードは驚きを隠せず、彼はキョロキョロと辺りを見回す。


「誰だ、今の魔術をしたのは!」


 バルードが叫んだその時、扉の向こうからジェシーが真剣な表情で姿を現した。しかも、彼の手にはロングロッドが握られている。


「ジェシーさん!受付をしていた筈じゃ……」


 ファンクはなんでジェシーがここにいるのか疑問に感じ、アミ達も同様にポカンとしてしまう。


「グランさんから話は伺いました。私も力になる為に助太刀に来たので大丈夫です!」

「でも、戦えるのか!?」

「ええ!それに……ここに来たのは私だけではありませんよ!」


 ファンクの質問にジェシーが笑顔で応えたその時、突然ビームが扉の向こうから発射され、バルードに直撃してダメージを与えた。


「ぬおおおおお!?」


 全員が扉の向こうをよく見ると、ガインがランチャータイプの光線銃を構えながら姿を現していたのだ。


「ガインさん!」

「俺も助太刀するぜ!お前等が魔王と戦っているのを聞いた以上、黙ってられないからな!」


 ガインが笑顔を見せたその時、グラン、ヒリー、ゾニ婆さん、ビリー、ゴスゾウ、マイケルなども駆け付けてきた。彼等もファンク達の力になる為に助太刀に来ていたのだ。


「皆の物!ここで諦めるな!お主達ならどんな困難でも乗り越えられると信じておるぞ!」


 グランからの激励にファンク達はすぐに立ち上がって戦闘態勢に入る。この様子だとまだ諦めない気持ちがとても強く、命が燃え尽きるまで立ち向かう信念があるのだろう。

 その様子にバルードは動揺しそうになるが、すぐに態勢を整えてファンク達に襲い掛かる。


「全員まとめて殺してやる!」


 バルードが鉤爪を光らせて攻撃を仕掛けたその時、彼の足元が突然凍ってしまい、下半身が氷に覆われて身動きが取れなくなってしまう。


「これは……!」


 バルードがこの魔術の正体に気付いたその時、シェリアが彼に視線を合わせながら指差す。


「アイストラップよ。あなたが油断している最中に仕掛けたからね!」

「貴様!」


 バルードがシェリアに向かって怒りで叫んだその時、アミ、椿、瞳、フローラ、アリア、エリンの6人がファンクの周囲に集まり、彼の剣に魔力を注ぎ始める。


「ファンク、信じているわ!」

「あなたならやれます!」

「この戦いで終わらせましょう!」

「私達の力で必ず……!」

「皆揃えば何だってできる!」

「お願いします!」


 アミ達からのエールを受け取ったファンクは前を向いたと同時に、そのまま身動きが取れないバルードに狙いを定める。それと同時に勇気の剣の刃に光のオーラが纏われ、バルードを倒すかの様に強くなっていく。


「エールを受け取った以上、この一撃で終わらせる!」


 ファンクは駆け出したと同時に跳躍し、そのまま剣を振り下ろす態勢に入る。この一撃で全て終わらせる覚悟だ。


「ファイナルブレイカーソード!」


 ファンクの最大の斬撃がバルードに直撃し、彼はそのまま縦一閃で真っ二つに斬り裂かれてしまった。


(馬鹿な……この私が……父と同じ……末路を迎えるなんて……パンダに……やられるなんて……)


 バルードは心の中で思いながらも光の粒となって消滅した。それと同時に……魔族との戦いも終わりを告げられたのだった。

見事バルードを倒し、魔族との因縁を終わらせました。


残り3話。次回から戦いのその後です。

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