魔界への突入
いよいよ……最後の戦いへ向かいます!
グリーザはそのまま仰向けに倒れてしまい、ファンク達はすぐに彼から離れ始める。自爆する可能性もある為、油断できないからだ。
「まさか……お前等が……この俺を倒すとは……」
「俺達はここで止まる理由はない。それに……ゴブレット村の皆を殺した報いだ。続きは地獄で裁かれろよ」
「そうかよ……クソッ……」
ファンクからの指摘にグリーザは悪態をつき、青い空を見上げる。
「魔王バルード様……後はお願いします……四天王は……これで全滅です……」
グリーザは塵となってそのまま消滅してしまい、空へと舞い上がる。
「終わったか……仇は取ったよ、皆」
瞳は笑顔で青い空を見上げた直後、エリンがある疑問を感じる。
「魔王バルードは聞いた事ありますが、彼はかなり強いのでしょうか?」
エリンが疑問に感じたその時、ファンクが彼女達に視線を移す。
「奴はかなり手強く、闇を使う最強魔王と言われている。今の俺達でも苦戦を強いられる可能性があり得るだろう」
ファンクの説明を聞いたアミ達は冷や汗を流し、シェリアは同意しながら彼女達に視線を移す。
「ファンクの言う通りよ。それに、下手をすれば死ぬ事もあり得る。皆、覚悟はできている?」
ファンクとシェリアからの説明を聞いたアミは、すぐに真剣な表情で前を向く。
「私は勿論戦うわ。ファンクと出会わなければ今の私はここにいない。だからこそ、最後まで戦うわ!」
「アミ……」
更にフローラもアミの隣に移動し、彼女の肩を叩く。
「私も同じ。最後まで戦うわ!」
「フローラ……」
更に椿、アリア、エリン、マリスも前に出て真剣な表情をする。
「私も最後まで立ち向かいます!」
「ここまで強くなった以上、魔王も倒す事ができるわ!」
「私達ならやれますし、全力で勝ちに向かいましょう!」
「俺も覚悟はできている!」
「椿、アリア、エリン、マリス……」
最後に瞳も前に出て、すぐにファンクの両肩に手を置く。
「私も覚悟はできている。グリーザを倒した以上、此処から先は最後まで協力するわ。それに、皆で生きて帰る為にも頑張らないと!」
瞳の笑顔にアミ達も頷き、その姿にファンクとシェリアもお互い頷く。
「なら、心配無用ね。やるからには立ち向かいましょう!」
「そうだな。必ず魔王を倒して生きて帰る。それが俺達の目標だ。絶対に死なずに帰るぞ!」
「「「おう!!」」」
ファンクの意気込みに皆が拳を上げて応え、彼等はそのままゲートの中に向かい始める。
(魔王バルード……相手は手強いかも知れないが、やるからには諦めずに勝つのみだ!)
ファンクは心の中で決意を固めながら、アミ達と共に魔界に繋がるゲートの中に入り始めた。
残りあと少なめですが、最後まで突き進むのみ!宜しくお願いします!




