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グランからの大修行

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 ファンク達はグランの自己紹介を聞いて驚いてしまい、エリンはガタガタと震えていた。


「グラン様と言ったら……魔術界のレジェンド……」

「エリン、知っているの!?」


 アリアはエリンの方を向き、彼女に質問をする。


「ええ。彼を知らない人は世の中にいない。ドラゴンを倒し、魔族を簡単に葬った最強魔術師と言われています!」

「じゃあ、シェリアが天才魔術師と言われているのは、グラン様の系譜を受け継いでいる事だったのね!」


 エリンの説明にアリアは納得し、シェリアも同様に頷く。


「ええ。お祖父ちゃんの修行を乗り越えてきたからね。とても厳しい修行だったけど、お陰で今の私がいるわ」

「そうじゃ。こやつはたった3日ですべての魔術を覚えたからのう。まさに神童というべきじゃ」

「「「す、凄い……」」」


 グランの説明に皆が驚く中、彼はファンク達に視線を移す。


「さて、お主達の実力じゃが、今のままでは魔族と戰うには早すぎる。戦えるのはシェリアのみじゃ」

「そうですね……今の俺達では返り討ちに遭いそうですし、今戦ったグリーザも本気じゃなかったです」

「じゃろうな。だからこそ、ここは訓練を受けて強くなるのみじゃ。まず、火山に行く前にある場所に行くぞ」

「ある場所?」


 ファンク達が疑問に混じる中、グランは魔術を唱えて魔法陣を展開する。


「テレポート!」


 グランはファンク達と共にその場から転移した。



「着いたぞ!」


 グランはファンク達と共に転移し、とある場所に辿り着く。

 そこは森の中の遺跡で、小鳥のさえずりが響き渡っていた。


「この遺跡に何かあるのですか?」

「取り敢えずは付いてきてくれ」


 グランはファンク達を連れて遺跡の中に入り始める。遺跡は一本道となっていて、壁画もなくただ石の煉瓦ばかりとなっている。


「普通の遺跡みたいね」

「此の先の奥に何かあるのですか?」

「今に分かる」


 椿の質問にグランが応えると、奥の部屋に辿り着く。

 それは一つの扉が待ち構えていて、グランが扉に手を触れる。すると扉が開かれ、彼等はそのまま中に入る。


「こ、これは一体……」


 それは壮大な自然が広がっていて、多くの動物やモンスター達、更に火山、雪山、森林、鉱山など様々なエリアがあるのだ。


「ここがわしの作り上げた修行場。エデンじゃ」

「エデン……見事な場所ですね」

「ここに入れるのはお主達とわし。そしてわしの弟子達じゃ。魔族を倒す為だけでなく、自身を見つめ直したり、才能を開花させる事にも使われておる」

「なるほど……」


 グランの説明にフローラ達が納得する中、彼はファンクに近付く。


「ファンク。お主はあのクソ勇者バリウスによって、パンダにされた様じゃな」

「そうですが……」

「じゃが、その姿こそお主の真の力を発揮できる姿と言えるじゃろう」

「この姿が?」


 グランはファンクの今の姿を見定めていて、彼はキョトンとしてしまう。


「うむ。その事に関しては修行する内に伝えておくとしよう。では、グリーザを倒す為の修行じゃが、それぞれの行き先を伝える!」


 グランはファンク達の行き先を発表し始め、それに彼等は息を呑む。


「まずはアミとフローラ。お主等はグローグ山へ向かい、ゾニ婆さんの元に向かってくれ。彼女の元に行くには道中困難が極められる。あの婆さんはイタズラ好きじゃからな……」

「イタズラ好きって……性格悪いのですか?」

「いや、趣味じゃ」

「「何故趣味!?」」


 グランの説明にアミとフローラがツッコミを入れる中、彼は椿の方に視線を移す。


「お主は火山へ向かい、マグマに向けて剣を振れ。その剣に力が漲るだろう」

「分かりました」


 椿が一礼し、次はアリアとエリンだ。


「アリアはフリーダ森へと向かい、精霊からの教えを聞く事じゃ。力になってくれるぞ」

「はい」

「エリンはアカル屋敷へと向かい、メイドのヒリーと出会え。彼女はお前に力を与えてくれる」

「はい。必ず会いに向かいます」


 アリアとエリンは一礼し、残るは瞳、シェリア、ファンクの三人だ。


「瞳はシェリアと共に電流丘に向かえ。そこで新たな魔術を取得するのじゃ。シェリア、案内を頼むぞ」

「はい」

「任せて!」


 瞳はシェリアと共に行動する事になり、残るはファンクだ。


「ファンク。お主には見せておきたい物がある。わしと共に行くぞ」

「見せたい物ですか?」

「そうじゃ。お主がパンダとなった以上、とある神殿に向かわねばならない。以前この世界はパンダによって救われたからな……」

「「「パンダによって救われた!?」」」


 グランの説明にその場にいる全員が驚きを隠せずにいた。


「そうじゃ。では、これより試練に入る。くれぐれも死なない様に」


 グランは銃を構えて実弾を撃ってしまい、その場にいた全員がコケてしまった。


「お祖父ちゃん!合図は空砲でやるのよ!今ので全員がビックリしたじゃない!」


 シェリアが指差す方を見ると、アミ達はヒクヒクと気絶しながら倒れていた。

 そりゃ、実弾で撃ったらビックリするのも無理ないだろう。普通はありえないし。


「では、改めて開始じゃ!」

「この状態でできるかー!」


 グランが改めて宣言し、シェリアのツッコミが炸裂。これから先が思いやられるがどうなる事やら……

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― 新着の感想 ―
ファンクさんの真の力。 そして、グランさんが告げた事実。 ファンクさんに見せておきたい物、気になります。
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