表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/55

昇級クエストへの挑戦

今回からは昇格クエストです!

 ある日のギルドではファンク達がジェシーと話をしていた。


「昇級クエスト?」


 ジェシーからの話にファンク達は首を傾げていた。


「はい。貴方方は素晴らしい活躍をされているので、特別に昇級クエストを用意します!今、貴方方はEランクですが、昇級クエストでCランクに上がる事ができます!」

「つまり飛び級クエストね。そのクエストの内容は?」

「こちらになります!」


 ジェシーはクエストの書いてある紙をファンクに渡す。


「何々?バーサークベアを倒す事か。確か大型モンスターだったな」

「手強い相手で殆どの冒険者達がやられているみたい。確か闇属性だから光属性が弱いと聞いているわ」

「なるほど。となると、ここは光属性の魔術と剣術をどう扱うかね。魔術は私とエリン。攻撃はファンク達で行くわよ!」

「よし!出発だ!」


 ファンク達はそのままクエストを受理し、ギルドを飛び出してバーサークベアを倒しに向かう。


「行ってらっしゃいませ!」


 ジェシーが彼等に対して手を振りながら見送った。



 ファンク達は目的地であるフリキントン森林に辿り着き、バーサークベアを探していた。

 モンスター達は次々と出るが、コテンパンに返り討ちにしていた。


「ふう……バーサークベアは中々見つからないな……」


 ファンクはため息をつきながらも歩き、フローラ、アミ、椿、エリン、シェリア、マリス、アリアも同じ様に頷く。

 バーサークベアはなかなか見つからない獣の為、そう簡単に見つかる事は難しいとしか言えない。


「バーサークベアは黒い毛が特徴だけど、他は何かないの?」


 アミが問いかけると、他のメンバーも興味津々で頷く。


「そうだな、バーサークベアは非常に巨大で力強い姿をしているはずだ。もしかしたら、その大きな体格が目立つ要素かもしれないな」

「それに、バーサークベアは攻撃的で凶暴な性格を持っていると言われている。もし遭遇した場合は、注意が必要よ。油断しないでね」


 ファンクの説明とシェリアの説明にアミ達は頷き、そのまま森林の奥深くに進み始めた。



 ファンク達は身長に進みつつ、森林の奥深くに辿り着く。そこは不気味な声が響き渡り、遠くから低い唸り声も聞こえてくる。


「この声……」

「あれがバーサークベアの声だ!すぐに向かうぞ!」


 ファンクが声を上げ、一同は声の方向へ向かって駆け出す。


「本当にこの先にバーサークベアがいるのですか!?」

「ああ……油断ならないから気を付けろ」


 ファンクからの警告にアミ達が頷きながらしばらく進むと、バーサークベアの姿が見えてきた。

 黒い毛に覆われた巨大な体躯が威圧感を示していて、ファンク達は息を呑む。


「あれがバーサークベア……油断できないみたいね」

「用心あるのみですからね……あっ、見つかりました!」


 バーサークベアはファンク達を見つけた直後に凶暴な咆哮を上げ、襲いかかってきた。


「来るぞ!」


 ファンクの合図で彼等は必死に応戦し、光属性の魔術や剣術を駆使してバーサークベアにダメージを与える。


「シャインバレット!」


 アミのウルフガンから光の弾丸が放たれてバーサークベアに直撃。すかさず椿とフローラが攻撃を仕掛ける。


「光輪斬!」

「ブレイブソード!」


 椿とフローラの剣技による連携も冴え渡り、次々とダメージを与えていく。


「よし!ここで召喚!イフリートドラゴン!」


 エリンは赤いドラゴンを召喚し、イフリートドラゴンは強烈なタックルでバーサークベアを弾き飛ばした。


「今がチャンス!シャインマジカル!」


 すかさずシェリアの光魔法が放たれ、アリアが弓矢を空に向けて構える。


「レインアロー!」


 弓矢の雨が降り注ぎ、バーサークベアに直撃。するとファンクが止めを刺しに彼に襲い掛かる。


「ライジングブレイド!」


 ラストはファンクの斬撃でバーサークベアは倒れてしまい、見事任務を達成した。


「終わったか……」


 ファンクが手を叩いた直後、アミ達が喜びながら彼の元に駆け付けてきた。


「これで私達はCランクね!」

「うん!自信湧いてきたかも!」

「バーサークベアを倒した事が何よりの勲章ですからね」

「ええ。もしかすると私達ならどんな敵でも倒せると思います!」

「私ももっと頑張らないと!」


 アミ達が笑顔で話し合い、その様子にシェリアは微笑んでいた。


(取り敢えずは一歩前進みたいね。まだまだ鍛えておかないと!)


 シェリアが心の中で新たな決意を固めた直後、マリスが何かを見つける。


「ねえ、これ……」

「?」


 マリスが指差す方を見ると、倒れたバーサークベアの周りには、光り輝く宝石や貴重な素材が散りばめられていた。


「バーサークベア、こんなにも宝石を持っていたなんて!」

「これだけの宝物が手に入ったなんて、昇級クエストは本当にお得だったな!」


 マリスの笑顔にアミも頷き、宝石を次々と回収する。


「バーサークベアは体内で宝石を作れるから、このクエストを受けたのは正解でしたね」

「ええ。ですが、私達の物語はこれから!更なる冒険に向けて頑張りましょう!」

「椿の言う通りだ。よし!帰るとするか!」

「「「おう!」」」


 ファンク達はクエストを終えてそのままギルドに帰り始める。

 更に次の冒険に向けて、彼等の絆はさらに深まり、新たな挑戦への意欲が湧いていたのだった。



 その夜、とある火山の近くでは、一人の女性が火山の様子を真剣な表情で見ていた。


「何かが起ころうとしている……これはどうやら見過ごせないわね……」


 女性は不吉な予言を感じ取った後、くるりと後ろを振り向き、その場から移動したのだった。

次回から新章!ファンク達の新たな冒険が始まります!


感想、ブックマーク、評価、いいね、ランキングクリックをお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 不穏な気配を感じます。 ファンクさん達の戦いは激しさを増しそうですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ